芸術鑑賞会 人形劇「岸辺のヤービ」

 

今年の演劇鑑賞会は、人形劇団「ひとみ座」のみなさんに来ていただきました。演目は「岸辺のヤービ」。マットガイドウォーターという湖に住む、小さなカヤネズミのようなヤービという不思議な生き物のお話です。

<子どもの感想より>

・まるで本当に人形がしゃべっているかと思いました。みんなのやさしさや助け合いがあって、心に残る人形劇でした。

・ヤービがみんなと一緒にがんばっているところが素敵でした。泣いたときもあったけど、絶対あきらめないとこがヤービを強くしていると思います。

・すごく背景がきれいでうっとりしてしまいました。

・人間は命をいただき、食べて生きていかなければいけないんだなと思いました。そして人間達のせいで、トリカのような生き物たちの住むところがなくなってしまうことがないといいです。

・マッドガイドウォーターの住人達が幸せに暮らせることを願っています。

・私もボートに乗るのが大好きなのでヤービに会ったらキャンディをわたしたいです。

 

ひとみ座のスタジオは、川崎市中原区にあります。よかったらぜひ足を運んでみてください。

創立記念の集い

 

10月16日はカリタス学園の創立記念日です。

今日は、創立記念の集いが行なわれました。イエス様を心から信頼し、小さな人々に寄り添い続けた創立者、聖マルグリット・デュービルの生き方にならい、私たち一人一人が人を思いやる心、平和をもとめる心を大切に受け継いでいきたいと思います。

「フランス絵本の世界」ワークショップ体験

 6月30日(土)、広尾有栖川公園内にある、都立中央図書館で開催中の「フランス絵本の世界にようこそ」展の特別企画として、カリタス小学校向けに、展覧会の監修者としてフランスから来日中のパスカル・アンベール氏による3つのアトリエが行われ、全学年、全クラスから68名と保護者約100名が参加しました。アトリエでは、「あなたへの一冊の本」を円形に広げ、参加者全員が自分が見ているページについて語り、みんなで一冊の本を共有したり、アルファベットの起源やデザインについての話を聞いてから、動物柄・鱗柄・羽柄で洋服を着せる感覚で文字をデザインしたり、さらに自分の名前のアルファベットを並べて記念写真を撮るなど、アンベール氏の指導で絵本を読んだり文字をデザインすることを学び、楽しみました。展覧会の解説では「本は不死身。電気や電池がなくて使えなくなることもない。代々読み伝えられるのが絵本の魅力」という一言が心に残りました。偶然ですが、図書館の企画担当がカリタス保護者だったので、気持ちよく特別イベントに参加できました。また西国分寺にある都立多摩図書館は児童書と雑誌専門図書館だそうで、是非、カリタス関係者にも使っていただきたいそうです。