4年生 冬の宿泊 3日目

3日目は、朝起きてからすぐに、シーツや枕カバーなどをはがして整理整頓を始めました。二泊三日お世話になったお部屋をきれいに戻して、お家に帰ります。最後の朝食をいただきに食堂に行くと、窓の外には長い氷柱がたくさん下がっていました。こんな幻想的な雪景色を見たのは初めてという子もいたことでしょう。
朝食後、家に送る荷物をまとめて移動させたら、待ちに待った最後の雪遊び!昨晩から降り始めた雪のお陰で、今日はふかふかの新雪です。キュッキュッキュ!と気持ちの良い音をさせながら、身体いっぱい雪と戯れました。外気温は-6℃。だから、昨日学年グループで作ったかまくらの中にも、まだしっかり入れました。
今日も黒姫での雪遊びを満喫した後、借りていたスキーウェアとブーツを返却しました。美味しい昼食の牛丼をいただいて、さあ出発です。昨日心配されていた新幹線も通常通りに運行し、楽しい車内での時間を過ごして、無事に東京駅に到着しました。
東京駅では、お迎えに来てくださったお母さん・お父さんのお顔を見てほっとしました。3日間の感謝の祈りを唱えて、解散。帰り道も、楽しかった思い出話を、たくさんたくさん語ったことでしょう。仲間と一緒に過ごしたかけがえのない時間を、きっと一生忘れません。

4年生 冬の宿泊 2日目

昨夜はよく眠れたのでしょうか、朝から元気に身支度を始める子どもたち。秋に学んだ宿泊における生活の仕方を生かして声を掛け合っている姿もみられました。朝ご飯をいただいたら、スキーウエアに着替えて、6チームに分かれて、かまくら作りです。
スコップやバケツ、雪だま製造機?!などを使ってグループみんなで雪集めを始めました。ドーム状に雪を積み上げるのですが、気付くと富士山の形に……。なかなかドーム状に積み上げられないようです。
お昼近くになり、餅つきが始まりました。自分たちで餅をつくのですが、きねが重くて思うようにつけません。そのような時は男の先生方の出番です。無事にみんなでおいしくお餅をいただくことができました。
午後はそこで蓄えた力を生かしてグループごとにかまくらを完成させました。夕食後にもう一度「夜のかまくら」をみんなで囲み、2日目の活動の振り返りを行いました。

4年生 冬の宿泊 1日目

待ちに待った冬の黒姫に向けて出発です。秋の宿泊の時にみんなで整備したリスの森の中に入り、雪や木々が音を吸収してくれるという話を聞きながら、静かな世界に浸りました。けれどもその後、広い白銀の世界を見た途端、歓声を上げて雪に向かっていきました。前日の大雨で、雪はかなり水を含んで融けていましたが、そんなことは気にせず雪合戦にそり滑りと1時間ほど思う存分遊んだようです。
ホテルに戻ってからは、地元のボランティアの方に昔の暮らしを教えていただきました。「昔は全部藁や木で必要なものを作っていたことを教わりました。昔の人は、とても忙しかったのではないかと思いました。」(子どもの日記から)