1年1組からのトピック


「だい だい だいすき」

 山羊さんがやってきたのは6月26日です。
 牧場主の福田さんに「山羊さんの命をみんなで守ります」とお手紙を書き、校長先生にも直談判し、2年生の飼育当番を手伝ったりするなかで、子どもたちはこの出逢いの場面を夢にまで見ていたのです。心細そうにトラックから降りてきた山羊さんを子どもたちは抱きしめました。
 この瞬間からみんなは山羊のお父さん、お母さん…。毎日声をかけ、嬉しそうに散歩に連れ出し、小屋の清掃も頑張っています。餌箱やバケツを助け合って運び、汗をかきながら小屋の掃除に励んできました。言うことを聞かないこともあるけれど顔を間近に寄せて語りかけ、説得します。言葉と表情による対話が始まりました。
 名前は「ひかり」、みんなのひかりになってほしい、みんながこの山羊さんのひかりになりたいと願って名付けられました。
 ひかりの目を見てスケッチをしたり、軟便になったときに話し合いをしてその原因と考えられる雑草を抜いたり、アクシデントもあるけれどその都度クラスが一つになって同じベクトルの向きで動いていく姿が幾度も見られました。
 休日当番も流れだし、親子でひかりの成長を味わう日々が微笑ましい夏休みが始まったばかりです。

 多摩川探検にも入学後に三度出かけました。
 初夏の陽射しをものともせず、沼や草むらの生き物を追いかけ、川べりではお風呂をつくる子どもたちもいます。丈の長い草をかき分けてずんずん進む快感、バッタを捕まえたときの成就感、ザリガニを見つけたときの目の輝き… どれも次の探検への期待感に繋がっています。

1年1組からのトピック


「1年生の今」

 入学後に1年生の子どもたちがしてきたこと、それは身のまわりのひと・もの・こととであうことです。

 「学校探検」では校舎内のマップを手に、各学級、各教科の先生方を探して歩きました。
自己紹介をして先生方と握手をする度に小学校の空間が身近なものになってきました。

 第1回目の「たまがわたんけん」には5月12日にでかけました。 多摩川は、日本一広い教室です。広大な空の下、川の流れや小鳥の声に耳を澄まし、グループの友だちと石投げをしたり、かわいい形の石を探したり…ちょうちょやバッタを追いかけたり…お花の冠を作ったり…木登りをしてみたり…沼でヤゴやエビを捕まえたり…さまざまな活動を思う存分楽しむことができました。「こんどはあれがしたいな!」と早くも次の「たまがわたんけん」が楽しみで仕方がありません。

 教室では、どんな動物を飼いたいか、少しずつ話し合いを始めています。 5月の連休に牧場に出かけて聴いてきたことを発表したり、2年生から山羊や羊のことを聞いたり、休み時間に散歩をさせてもらったりしています。もうすぐクラスの意見を一つにすることができるかもしれません。ようやく学校生活に慣れてきた1年生は、さてどんな動物と出逢うのでしょうか。