2年2組からのトピック


「ふわふわクローバー クロちゃんとエール」

 “大切なクロちゃんの毛で失敗はしたくない”という思いで、去年の2年生が飼っていたみらいときららの毛、そして牧場から分けて頂いた3頭の羊の毛、合計5頭分の毛を洗い終えました。1学期から洗っては振り返り、その毛を紡いでみては振り返り、どんな洗い方がきれいになるのか、フェルト化しないのか、紡ぎやすいのか、みんなで考え、意見を出し合って洗い方が変わっていきました。

 同時に、スピンドルという道具を手作りして毛糸を紡いだり、石けん水でフェルトコースターを作ったり、羊毛が糸やフェルトに変化することも経験してきました。休み時間にはニードル針をちくちく刺してフェルトマスコットを作って遊んだり、毛糸を指やかぎ針で編むことも大流行です。

 また、染めた羊毛を使って作品を作りたいという願いから、学校を一周して拾ったり、家から持ってきたりした材料で染めました。さくらの落ち葉やラムズイヤーというふわふわの葉っぱ、ミント、ドングリ、ぶどうの皮やタマネギの皮などです。様々な植物の葉や実、枝を煮出して染めると黄色やクリーム色、茶色、紫色に染まりました。

 初めての時は上手くいかなかったことも、みんなで振り返りアイディアを出して2回、3回と挑戦しながら、クロちゃんの毛を使ってどんな作品を作りたいのか、それぞれに思いが膨らんでいます。  そして、クロちゃんの毛を一人ずつ受け取り、今までの経験を活かした作品作りが始まろうとしています。クロちゃんと一緒に、いつも羊毛と戯れながら過ごしています。

2年2組からのトピック


「クローバーといつもいっしょ」

 “クロちゃんの毛で失敗したくない!”という思いから、去年の2年生が飼っていたキララとみらいの毛から洗い始めました。(羊毛の重さは、クロちゃんが0.8kg、みらいが1.4kg、キララが2.2kg!!でした。)

 洗うにはふつうの石鹸ではだめで、モノゲンという洗剤か、ウール用の洗剤を使って、お湯で洗わないといけないことを調べてあのね帳に書いてきてくれた子がいて、その通り洗ってみることになりました。早く洗ってみたい子どもたちは、次々とお家からエマールやアクロンを持って来ました。容器に水4リットルに10ミリリットルという分量がかいてあったので、その割合にうすめて、羊毛の重さの30倍の量のお湯につけて1時間〜1晩つけると、調べた通りにやってみました。

 重さを計ったり、かさを使ったりまだ算数では学習していない内容がたくさん出てきていますが、必要に迫られて体験しながら感覚を身につけていっています。


 そして、「洗った毛を手でよりよりしてみたら、こんなのができました。」という発表から、すごい!毛でも毛糸ができてる!とみんなで羊毛の繊維がからまりあって糸ができることを実感したり、「カーダーで、毛糸をとかすと残っているゴミも落ちるし、毛並みがそろうよ。」とカーディングに挑戦したり、スピンドルという道具で紡ぐことができると知って、手作りで作ったりしました。今は、どうやったら切れずに長い毛糸を紡げるのか試行錯誤しながら挑戦中です。

2年2組からのトピック


「クローバーといつもいっしょ」

 昨年、お散歩をしながら、毎日の小屋掃除や休日当番といったお世話をしながら、クロちゃんに心を寄せてきた子どもたちは、2年生になっても引き続きクロちゃんと一緒にいたいという願いをもっていました。担任が変わって迎えた4月、クロちゃんのことを聞くと、口々にクロちゃんが好きなこと、いやがること、心配していることなど、たくさん教えてくれました。その話を聞く中で、クローバーを再び学級に迎えるにあたっての子どもたちの願いは大きく2つあることが分かりました。1つは、「クロちゃんが元気に大きくなれるようにお世話したい。」ということ、2つ目に、「クロちゃんのふわふわな毛で○○を作りたい。」ということです。
 羊を飼うと決めた時から、クロちゃんの毛刈りをし、いただいた羊毛での作品作りはみんなの願いでした。4月23日に毛刈りをしてもらうことになって、念願の羊毛での活動が始まることに喜びつつも、
 「クロは、毛刈りをすると裸になっちゃうから、少し残しておいてあげたい。」
 「クローバーが毛刈りをして嬉しいのかちょっと心配です。」
 「毛を刈って、冬までにのびなかったらどうしようって思います。」
 「心配です。クロちゃんあばれて、できなくなるかもだからです。」
という心の葛藤も聞かれました。「夏は暑いから、毛刈りをしないと病気になってしまう。」という友達の発言から、毛刈りは必要だとわかっていても、クロちゃんにとって初めての体験である毛刈りを無事に終えることが出来るか心配していました。
 毛刈り当日、子どもたちは楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り交りながらクロちゃんを見守っていました。そして、予想外にお利口に、大人しくジョリジョリされる姿にほっと安心した子が多かったようです。

◆先生、あのね、
 4月23日、クロちゃんがかえってきました。さんぽしたらクロちゃんは一年生の小やまでもうダッシュ!(足がはやくなったな。)とおもいました。毛がりのあとでクロちゃんはくびすじとわきばらの二かしょがすりきずのようになっていたので、(だいじょうぶかな。)とおもいました。でも「このくらいならだいじょうぶ。すぐなおるよ」とふくだぼくじょうの人が言いました。わたしはその言ばをきいてほっとしました。毛がりをしたあとの毛をさわってみました。あぶらものをさわったあとのように手がベタベタしました。

 クロちゃんの毛をいただいた子どもたちは、それを見ながらクロちゃんのどの部分に生えていた毛なのか予想したり、毛先と根元の方の違いに気づいたりもしていました。羊毛一本は「すごく細い」「髪の毛より細い」「透明みたいな白」「パーマヘアーみたいにくりくり」だとわかりました。そして、ゴミが付いていること、油でべとべとなことに気付き、作品作りのために羊毛を洗う活動が進んでいます。