カリタス小学校
カリタス学園
1年1組
1年1組からのトピック

■年間のテーマ
「だぁぃすき」

 12月と1月にも多摩川探検に行きました。秋に昆虫をいっぱいつかまえた河原に行ってみましたが、バッタもカマキリも見つけられません。公園のクルミの木には、葉っぱが1枚もありません。「緑色がないよ。茶色になっちゃった」秋と景色が全然違います。
 大きな沼は氷が張っていました。「もう寒いから帰りたい」という子もいましたが、よーく沼の中を見ると小さな魚が泳いでいて驚きました。
 寒さで凍えながらも、子どもたちは遊びを考える天才です。草が短くなった土手を滑って転がったり、石を割って模様を楽しんだりして楽しみました。
 そして、多摩川で見つけた冬を詩に書いてみました。詩を書くのは3回目になり、どの子も詩を書くのが楽しくなっていて生き生きと体験したことを書いていました。そして友達の詩を、帰りの会で日直さんが読むようになりました。選ばれた子は少し恥ずかしそうでもあり嬉しそうです。毎日、選ばれた詩を皆で復唱もしました。
 2月の学習発表会の舞台発表では、動物飼育と多摩川探検のことについて、一人ずつセリフを言うことになり、1年間の活動を写真で振り返りながら皆でセリフを考えました。自分達で体験したことを自分達の言葉で言うことは、大きな声で詩を音読した経験も活きて、学習発表会の当日は、どの子も堂々と舞台発表することができました。
 ヤギのミルクの絵を久しぶりに描きました。6月に描いた絵を見て「あれ、目の色が違う」「耳の場所が違う」「首がないよ。これじゃ猫だね」と反省をしてから描いてみました。ずっとお世話を続けてきたことで、ミルクをよく見て上手に描くことができ、一人ひとりが自分の成長を感じられた瞬間になりました。
 3月には、1年生最後の多摩川探検に行きました。景色は1月と同じく冬の景色でしたが、子どもたちは何かを見つける天才です。秋に草が生い茂っていた所は短い草しか生えていません。しばらく、じーっと草を見つめていると、小さな春を見つけました。「テントウムシがいた」多い子は40匹も捕まえていました 。

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