カリタス小学校
カリタス学園
3年1組
5年1組からのトピック

■年間のテーマ
「からくりやしき」

 1年間をかけて作ってきた「からくり屋敷」。夏休みの制作、秋のミニチュア作りと設計図完成、冬のからくり制作、子どもたちは毎回目を輝かせながら、また、真顔で悩みながら製作に取り組みました。例えば、回転とびらを作っている子どもたち。大きな土台を作り、そこに長い柱を立てて扉を取り付けるのですが、まず、土台の強度に問題が発生。ダンボールで作るだけでは、人が乗ると、くにゃっとなってしまいます。思い悩む子どもたちに、社会科で学習した大型船の燃料タンクの話を思い出してごらんとアドバイスしました。もし、タンクに穴が空いたり、火災になったりしても、すべての燃料や積み荷に影響を及ぼさないようにカベで大きな空間が区切られています。それによって船の強度も増します。それをヒントに、ぴんとひらめいた子どもたちは、土台の中に仕切りのカベを入れ、そのカベの間に新聞紙を大量に詰め込みました。すると、人が乗っても大丈夫な強度に……。柱はなんとか立ったのですが、そこに取り付けた扉が、なかなかスムーズに回りません。扉の大きさを少しずつけずったり、芯への取り付け場所にスペースをあけたりと工夫を重ね、ようやくできた回転扉。学習発表会当日は、何百人もの子どもたちや大人が通りましたが、最後まで、回転し続けました。一番苦労したところが成功をした経験を得た子どもたちは、自信と達成感あふれる目をしていました。他のすべてのからくりにも、たくさんのドラマの末に完成をみました。3月は、もし、今後、からくりを作り続けるとしたらどんなことができるのかを考えて、締めくくりました。工作だけでなく、道具の使い方にも慣れ、クラスでの創意工夫もたくさんあり、一人ひとりがたくさんのことを学び取った1年間でした。

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