財務状況

本文

財務状況

平成28年度(2016年度)の決算

学校法人カリタス学園の平成28年度(2016年度)決算は、平成29年5月22日に開催された理事会と評議員会において承認されました。

1. 資金収支計算書について

資金収支計算書は、当該年度の諸活動に対応する、すべての収入・支出の内容並びに支払資金のてん末を明らかにするものです。

活動区分資金収支計算書は、資金収支計算書の記載科目を組み替えて、学校法人の収入・支出の総額を、学校の本業である「教育活動」、設備投資とその財源である「施設整備等活動」、財務活動である「その他の活動」による3つの資金区分に分けて表示しています。

学園全体の資金収支の状況は次のとおりです。

(1)資金収支計算書

平成28年度の資金収入(当年度資金収入合計)は、36億4百万円、資金支出(当年度資金支出合計)は30億43百万円で、5億60百万円の収入超過となりました。このため翌年度繰越支払資金が増加し16億38百万円となっています。

予算対比では、収入が学生生徒納付金収入2百万円減、寄付金収入8百万円増、補助金収入26百万円増、資産売却収入1百万円増、付随事業収益事業収入11百万円増、受取利息配当金収入3百万円減、雑収入10百万円増、前受金収入12百万増となりました。その他の収入は、修学旅行費等預り資産関係の総額表示による増加などです。

一方、支出は人件費支出42百万円減、教育研究経費支出29百万円減、管理経費支出13百万円減、その他の支出は修学旅行費等預り資産関係の総額表示による増加などです。

資金収支計算書(PDF)

(2)活動区分資金収支計算書

教育活動は、学生生徒等納付金収入14億42百万円、経常費等補助金収入4億16百万円で収入全体の89%を占めます。人件費支出14億14百万円、教育研究経費支出2億65百万円、管理経費支出1億56百万円、及び調整勘定等を差し引いた教育活動資金収支差額は3億4百万円の収入超過となりました。

施設整備等活動は、幼稚園園舎新築引当資産への寄付金24百万円などの収入から、減価償却引当特定資産繰入支出4億円、幼稚園園舎新築引当特定資産である第2号基本金引当特定資産繰入支出24百万円、機器備品等の購入費用である施設設備関係支出4億12百万円と調整勘定等の支出を差し引いた収支差額は8億9百万円の支出超過となりました。

教育活動と施設整備等活動を合わせると5億5百万円の支出超過となっています。

その他の活動は、退職資金引当資産取崩収入4百万円、教職員養成引当特定資産取崩収入6百万円、預り金受入収入10億92百万円、修学旅行預り金関係の収入3億38百万円などの収入から、差入保証金支払支出39百万円、修学旅行預り金関係の支出3億38百万円を差し引いた結果10億65百万円の収入超過となりました。

活動区分資金収支計算書(PDF)

2. 事業活動収支計算書について

事業活動収支計算書は経常的な収支を見る「教育活動収支」と「教育活動外収支」、さらに臨時的な収支を見る「特別収支」の3つの活動区分に分けられ、計算書の末尾には「事業活動収入」と「事業活動支出」の合計が記載されてしています。

事業活動収支計算書は一般企業では損益計算書に当たり、当年度の収支差額(損益)や翌年度への繰越収支差額(繰越損益)から学園の収支均衡の状況を見ることができます。

学園全体の28年度事業活動収支の状況は次のとおりです。

(1)教育活動収支

学生生徒等納付金、経常費補助金等の教育活動収入合計は20億94百万円で、これから人件費、教育研究経費、管理経費の合計21億26百万円を差し引いた教育活動収支差額は32百万円の支出超過となりました。

予算対比では、収入が学生生徒等納付金2百万円減、寄付金収入6百万円増、経常費等補助金収入24百万円増、付随事業収入11百万円増、雑収入10百万円増、収入全体では49百万円増となりました。一方、支出は人件費42百万円減、教育研究経費28百万円減、管理経費13百万円減、支出合計では83百万円の減となった結果、収支差額が1億33百万円の改善となりました。

(2)教育活動外収支

受取利息配当金収入は2百万円となり、予算対比では3百万円減となりました。

(3)特別収支

資産売却差額とその他の特別収入の合計28百万円から資産処分差額1百万円を差し引いた27百万円の収入超過となりました。予算対比では8百万円増となりました。

以上の結果、基本金組入前当年度収支差額は2百万円の支出超過となり、そこから基本金組入額の4億19百万円を差し引いた当年度収支差額は4億22百万円の支出超過、予算対比では1億54百万円の改善となりました。さらに前年度繰越収支差額の支出超過15億63百万円、及び基本金取崩額16百万円を当年度収支差額4億22百万円の支出超過に加えた翌年度繰越収支差額は19億69百万円の支出超過となりました。

事業活動収支計算書(PDF)

3. 貸借対照表について

学園の財政状態の健全性、必要資産の保有状況について年度末時点での情報を提供するものが貸借対照表です。

平成29年3月31日現在の総資産は、144億86百万円で前年度末比10億86百万円増加しました。この内訳は、有形固定資産の1億17百万円増、減価償却引当特定資産4億円増、第2号基本金引当特定資産24百万円増、差入保証金39百万円増、現金預金5億60百万円増、退職資金引当資産4百万円減、教職員養成引当特定資産6百万円減などによります。

総負債は16億36百万円で、前年度比10億89百万円増加しました。増加の主な要因は預り金で10億92百万円の増となっています。

純資産(総資産-総負債)は、第1号基本金3億89百万円増、第2号基本金24百万円増、第4号基本金10百万円減及び翌年度繰越収支差額4億5百万円の減少により、前年度比2百万円減の128億50百万円となりました。

貸借対照表(PDF)

4. 財産目録

財産目録は、学校法人が毎会計年度終了後2月以内に貸借対照表に準じて作成しなければならないものであり、学園の平成29年3月31日現在における資産及び負債の内訳は、次のとおりです。

I 資産総額
1.基本財産 7,298,025千円
(1)土地(校地) 2,072,728千円
(2)建物 4,718,108千円
(3)構築物 125,850千円
(4)図書 294,390千円
(5)教具・校具・備品・車両 86,949千円
2.運用財産 7,187,616千円
(1)現金、預金 1,637,735千円
(2)積立金等 5,549,881千円
合計 14,485,641千円
II 負債総額
1.固定負債 170,505千円
(1)退職給与引当金 170,505千円
2.流動負債 1,465,240千円
(1)未払金 37,373千円
(2)前受金 257,524千円
(3)預り金・修学旅行費等預り金 1,170,343千円
合計 1,635,745千円
5. 事業報告書

平成29年5月22日に開催された評議員会ならびに理事会は、平成28年度事業報告書を審議し承認しました。内容は次のとおりです。

I 法人の概要

1.概要、2.学生・生徒・児童・園児数、3.教職員数、4.土地・建物面積、5.役員・役職等、6.学校医等、7.委員会・分科会委員、8.各種会議・委員会一覧、9.具体的な計画の重要事項、10.理事会・評議員会の開催、11.規程の制定及び改正、12.永年勤続表彰者、13.海外渡航、14.図書館、15.授業料等納付金金額一覧、16.研究紀要・研究集録

II 事業の概要

1.カリタス女子短期大学、2.カリタス女子中学高等学校、3.カリタス小学校、4.カリタス幼稚園、5.宗教センター「野菊の家」

III 財務の概要

1.事業活動収支の状況、2.資金収支の状況、3.学園資産の状況、4.財産目録、5.監査報告、6.財務比率の推移、7.過去5年間の推移

6. 監査報告書

平成29年5月22日付で、学園の森田和一監事、千木良正監事、大島誠監事から、河端秀朗理事長及び評議員会議長あてに、平成28年度の計算書類(人件費支出内訳表を含む資金収支計算書、事業活動収支計算書及び固定資産・基本金等明細表を含む貸借対照表)と学校法人の業務並びに財産の状況について行った監査について、適切であり適正である旨の報告書が提出されています。

また、平成29年5月23日付けで、会計監査人(太陽有限責任監査法人)から河端秀朗理事長あてに、平成28年度における計算書類、すなわち資金収支計算書(人件費支出内訳表を含む)、事業活動収支計算書、貸借対照表(固定資産明細表、借入金明細表及び基本金明細表を含む)の監査に関連して、学校法人会計基準に準拠して経営状況及び財政状態を適正に表示しており、不正及び違法行為に該当する状況はない、との確認がなされています。

▼バックナンバー
  • 平成27年度(2015年度)の決算はこちら
  • 平成26年度(2014年度)の決算はこちら
  • 平成25年度(2013年度)の決算はこちら