平和を求める祈りを込めて

ロシアのウクライナ侵攻によるウクライナの悲惨な状況が現実に起こっていることに胸が締め付けられます。子どもたちのいのちが次々と失われていく事態をどうにか止めたいと誰もが思っているのは、ロシアの人々も同じでしょう。両国の人々が安心した生活ができる日を一刻も早く来てほしいと願っています。

3月学年末でしたがカリタス小学校では、ウクライナ人道募金をお願いしました。緊急なお願いを受けとめてくださったことに深く感謝しています。90万円以上が集まりました。宗教室前には侵攻が一刻も早く終わるように祈りを込めて折った千羽鶴がウクライナの国旗の上に飾られています。「ロシアの人々も情報が遮断され生活も大変なことをニュースで言っていた。ロシアの国旗にも折り鶴を飾らなければ」という声が子どもたちの中から出てきました。先生方も子どもとともに平和を願い千羽鶴を折りました。千羽鶴を折ることが深い祈りになることを感じた先生がたくさんいました。

どの国の子どもたちも笑顔いっぱいに過ごせる日が来ますように。

(学校だより 2022年度4月号「校長先生の文章より抜粋」)


(まだ、製作途中の写真です)