梨農家の上原さんにご来校いただき、学校にある3本の梨に「ふくろかけ」を教えてもらいました。
梨の実を虫や日焼けから守るために、一つ一つに袋をかけていくのは骨のおれる作業です。
近年では高齢化や人手不足などもあり、ふくろかけをしない農家さんも増えているというお話でしたが、傷がなくきれいな色の梨を育てるために、上原さんはふくろかけを続けていらっしゃいます。
この日は一人1枚、自分の名前を書いた袋を梨の実にかけました。お話を聞いただけだと簡単そうでしたが、脚立に上って、手元が葉でかくれてしまう中で上を向いて行う作業は、とても難しかったです。子どもたちは、上原さんが丸1日かけて数百もの梨にふくろかけをしていることを聞いて驚いていました。
これから収穫までの間は、梨の実を直接見ることはできませんが、子どもたちの願う大きくて甘い梨が育つように見守っていきたいと思います。