4年 三浦に社会科見学

 4年生は、今日は社会科の神奈川県の学習の一環で、三浦半島に出掛けました。
神奈川県の中でもカリタス小学校のある川崎は、工業・商業、そして住宅地というイメージの街です。
でも、同じ県内でも三浦半島は農業・漁業の街。
街の違いを実際の目で見て、そこに働く方々からお話を伺いました。

 まず訪れたのは、三崎漁港。
マグロの水揚げ量は日本でも指折りです。
世界中で獲られたマグロが、冷凍になって水揚げされます。
床に並べられたたくさんのマグロを、仲買人の方々が入札している様子は子どもたちにはおもしろい光景でした。

 次に訪れたのは、三浦大根を栽培されている菱沼さんの畑。
漁港から少し高い土地にあがると、一面に畑が広がっていて、大根やキャベツが植わっていました。

 本来なら、自分たちの手で収穫をするのですが、あいにくの雨模様。
今年は、予め菱沼さんが収穫してくださったものを頂くことになりました。
収穫の大変さを実感することはできませんでしたが、三浦大根の大きさにはみんな目をまるくしていました。

 大きな三浦大根をひとり1本頂きました。
今日は自分の背丈ほどある大根を抱えて帰ります。

 今夜の食卓には、おいしい大根のお料理が並ぶことでしょう。

タブレットを用いた研究授業

 本校の外国語アドバイザーの久埜百合先生をお迎えし、4・5・6年生でタブレットを使った英語授業研究を3日間にわたって行いました。9月以来4・5・6年生の英語の時間は、テキストであるAction1,2のデジタル版を生徒全員がタブレットで使っています。テキストの著者であり、デジタル版の開発に携わる久埜先生に、実際に授業でどう使うか、子どもたちがどう学習を進めているかを見て頂き、授業後は関係する外国語科教員が全員参加して細かい点まで長時間話し合いました。これは近い将来、各ご家庭でも英語のデジタル自学を可能にすることを視野に入れた、他校では例のない革新的な試みです。限られた授業時間数の中で、少しでも子どもたちに英語力を付けて欲しい、良い英語の音をたくさん聞き、耳を慣らし、文がスラスラと読めるようなって欲しいと研究を続けています。

4年 水車に思わず「がんばれー!」

 『水車を回して、水車を通して昔のくらしを伝えたい。』
 この想いを叶えるために、“まずは水車を造ろう”へ準備を整えています。“まずは”と言っても、大変難しい作業を伴うのですが、挑戦!です。
 秋にもかかわらず、プールを購入。「こんな大きさでこの値段だったよ」と、何人も調べてきました。水中ポンプは、子どもの岡山県にいらっしゃるおじいさまがお持ちのものを送ってくださることに。こうした行動力が総合を組み立てていきます。協力くださるご家庭の力にも感謝です。

 今日は、いよいよ実験のとき。クラス全員で造ったものではないのですが、ちょうどよいサイズの水車で実験。夏休みにお家の方にも協力をいただきながら完成した、約65cmの水車です。

 蛇口をひねります。勢いよく流れ出る水!

 カタカタカタ…コトコトコトコト…回り始めた水車に一同、「おー!」自然と拍手に包まれます。

 プールの中に入った友だちにタオルを渡す姿も、こういうときには必ず生まれたりします。その後は、回り続ける水車に、「がんばれー!」という応援の声も自然と生まれていました。

 これぞ、働き続ける水車の魅力!かもしれません。

 挑戦は、実はこれから。先人たちの知恵に、今後も挑み続けます。