5年宿泊五日目

 天候に恵まれた5日間。充実感満点の宿泊活動でした。

 最終日の朝は、毎回恒例の思いやりのリレー。次に自然の家に泊まる人のため、部屋、廊下、そしてトイレまでを自分たちでピカピカにします。宿舎の方にチェックをしていただいたあと、閉校式。

 この5日間のお恵みを神様に感謝し、自然に感謝し、宿舎の方、そして友達に感謝し、宿舎を後にしました。

 帰り際、最後のイベントのりんご狩り。もぎたてのみずみずしいりんごに舌鼓。もぎたてって、こんなに甘いんだ!と驚きの子どもたちでした。

5年宿泊四日目

 今日は、朝から、ひたすら秘密基地作りです。広大な雑木林のなかで、自然の木や草、葉、ノコギリで切った木、藁縄を使って、班ごとに思い思いの基地を作りました。

 子どもたちは、自然を目の前に、生き生きと木を切り、縄を編み、枝を積み、時間がたつのを忘れているようです。

 風が木々を揺らす音、とかげが走っていく音、ドングリがバサバサと落ちる音。喧嘩が起きてもすぐに仲直りできるのは、やはり自然の力なのだと思います。

5年宿泊三日目

 29日の夜、標高2100mの高谷池ヒュッテは暴風雨。翌朝の火打山山頂アタックが心配されましたが、朝から見事な天気。ガスも抜け、最高の登山日和となりました。

 ヒュッテを出発し、紅葉真っ盛りの天狗の庭、山頂手前の稜線を歩き、もう少しで到着!と思った矢先の心臓やぶりの階段。

 息を切らせつつも、誰一人弱音をはかず、見事に36人、全員登頂しました。
 頂上は360度の大パノラマ。妙高山、上越市街地、そして日本海!後ろを見れば、北アルプス、さらには富士山まで!最高のごほうびでした。