6年生 SNS講座

 6年生を対象に、SNSを使っていく上でのメリット、デメリットをきちんと伝える講座が開かれました。SNSは上手に使えばとても便利ですが、少しでも使い方を誤ると、人間関係が崩れ、いじめやニュースでもあるような「自殺」というところまで追い込まれてしまいます。

 では、何に気をつけて利用をしたらいいのか。これは、大人も子どもも、なかなか具体的な言葉で、的確に表現することは難しいです。そこで、子どもたちは6名程度のグループに分かれ、付箋紙に「課題」を書き上げ、模造紙に貼り出しました。その後、グルーピングされた付箋に対する「解決策」を書いていきます。最後に、みんなで検討したことを踏まえ、「SNSルール」として2分間の発表をしました。

 一番印象に残った解決策は「生きる!」何よりも強いメッセージ性をもった言葉でした。子どもたちが事件や事故に巻き込まれず、SNSの恩恵を受けていける未来を期待して、講座を閉じました。

6年1組 森林体験に大興奮!

 総合テーマ「アスレチック」の学習の一環で、自分たちが使う木の学習も進めています。

 木はどのように山に生えていて、どのように育てられ、どのように木材になっていくのか。我々の生活に対し、どのような役割があるのか、実際に森林に行き、学習してきました。

 間伐について学んだあと、森林業者の方に、目の前でチェーンソーで木を倒してもらいました。「メリメリメリ、ドスン!」20mくらいの背丈の木が目の前で倒れる姿、音にしびれました。

 そして、子どもたちの間伐体験。5人くらいでチームを組み、ノコギリで木を倒します。切り込みを入れ、のこぎりを入れ、みんなでロープで引っ張ると「メリメリメリ、ドスン!」切ったばかりの檜の香りに、子どもたちの笑顔は最高でした。

 最後は檜材でのまな板づくり。板をやすりで削ります。

 充実した、本物の学びができた1日でした。

芸術鑑賞会 「わんぱく寄席」

 今年度の芸術鑑賞会は、「わんぱく寄席」を全校児童で鑑賞しました。
 第一部では落語についての面白いお話を聞き、落語のあれやこれやを知ってリラックス。みんなでそばのすすり方の真似をして、落語家の気分を味わいました。そして、2年生、4年生、6年生の代表児童による「落語体験」があり、小咄(こばなし)をその場で覚えてみんなの前で披露し、体育館はあたたかい拍手に包まれました。
 第二部では柳亭こみちさんの「たぬきの札」にみんなでお腹を抱えて大笑い。最初は「落語って難しそう・・・」と身構えていた子どもたちも落語の世界に引き込まれていきます。
 林家楽一さんの色物の紙切り、太神楽では翁家小花さんの信じられない技の数々に驚きの声や歓声が止まりませんでした。
 あっという間の時間を締めくくるのは、入船亭扇好さんの「牛ほめ」。顔の向きで登場人物を演じ分けている事にもすっかり慣れ、話に入り込む子どもたちの姿がありました。終演後は扇好さんが、落語を総合で落語に取り組んでいる3年1組で一緒にお昼を食べてくださいました。今年の芸術鑑賞会も、楽しい時間を過ごすことができました。