入学式

 4月7日、満開の桜が1年生の入学を歓迎しているかのようでした。110名の子どもたちがカリタス小学校に入学してきました。期待に胸を膨らませ登校してきた1年生の顔はキラキラと輝いていました。この1年間、神様のお見守りの内に、子ども達、保護者、教師が一体となって、子どもたち一人ひとりの成長を支えていきたいと思います。

6年1組 最後の総合での制作

 1年間をかけて造り上げてきたアスレチックが、完成に近づきました。

 1学期のテーマ決め、夏休みのアスレチック構想と設計、秋の銀杏を作って販売した資金作り、12月の奥多摩での檜の木の伐採、そして、1月からの本格的な制作。子どもたちも、そして担任も思いっきり楽しめた1年間でした。そんな総合もファイナルです。

 卒業式を終えた卒業生ですが、最後の制作にクラスのほとんどの子が集合。完成を一目見たいと集まりました。残念ながら、少し作業が残ってしまったのですが、それは、今後は061の子たちがメンテナンスのために集まりますので、それを機会に造り上げていきます。

 子どもたちの願いは「アスレチックを作りたい」から、「アスレチックで遊んで!」に変わっています。これも、大きな意味で、奉仕の意識なのではないかなと思います。そんな意識は、入学式のためのチューリップの鉢並べ、低学年が使う畑の準備を、進んでやってくれる子につながりました。

フランス人学校(LFIT)へ6年生15名が一日入学

 2月上旬にフランス人学校生が6年生に遊びに来ましたが、それを受けて6年生15名がフランス人学校に一日入学しました。北区滝野川にある東京国際フランス学園には、幼稚園から高校まで約1200名が通っています。11~12歳はフランスの学制では中学1年になるので、カリタス生も中学1年の授業を受けました。パートナーのフランス人や先生方の助けをかりて、数学、歴史、仏語、英語、理科などを一緒に勉強しました。男子生徒が多いのですが、その笑顔や気配りに大いに救われたとか、積極的な挙手や発言にも驚いたとなどが感想に書かれていました。日英仏の3ケ国語を自然に使いこなす同世代と一緒に過ごして、英仏語学習に一層の意欲が沸いたようです。