毎日ありがとうございます

 2学期もあと少しで終了となります。カリタス小学校では毎年、クリスマスにあたって児童にクッキーがプレゼントされます。また、このクッキーを日頃お世話になっている方々に、コパンの児童が代表して感謝のカードと共に届けることも毎年行っています。
 この日校外へ出て4年生のコパンの子達が、毎日利用している「JR南武線と小田急線」の駅の方々に届けに行きました。同時に、毎朝児童の登校時に駅前の歩道を安全に通行できるように見守ってくださっている「立体駐輪場」の方々にも、カードとクッキーを届けに行きました。
 翌日は、5・6年のコパンの児童が、カリタス学園の河端理事長先生にご挨拶に出かけ感謝のカードとクッキーをお届けしました。

1年生 入学してくる新1年生への贈り物

 1年生が植木鉢にチューリップの球根を植えました。
 来年度の入学式に咲かせたいと願って肥料と土をブレンドしてそっと土を被せます。
 自分たちが入学した日に校舎沿いにずらりと並べられていたことを思い出した子もいます。
 「早く慣れて学校が大好きになってほしいな」
 そう呟きながら、大量の土が入って重くなった植木鉢も大事そうに運ぶのでした。
 現在の1年生も心の中で育んだ自分の花を咲かせてゆったりと学んでいます。
 このような活動を通して上級生になる心の準備をしていくのでしょう。

6年生 SNS講座

 6年生を対象に、SNSを使っていく上でのメリット、デメリットをきちんと伝える講座が開かれました。SNSは上手に使えばとても便利ですが、少しでも使い方を誤ると、人間関係が崩れ、いじめやニュースでもあるような「自殺」というところまで追い込まれてしまいます。

 では、何に気をつけて利用をしたらいいのか。これは、大人も子どもも、なかなか具体的な言葉で、的確に表現することは難しいです。そこで、子どもたちは6名程度のグループに分かれ、付箋紙に「課題」を書き上げ、模造紙に貼り出しました。その後、グルーピングされた付箋に対する「解決策」を書いていきます。最後に、みんなで検討したことを踏まえ、「SNSルール」として2分間の発表をしました。

 一番印象に残った解決策は「生きる!」何よりも強いメッセージ性をもった言葉でした。子どもたちが事件や事故に巻き込まれず、SNSの恩恵を受けていける未来を期待して、講座を閉じました。