入学式

 新入生のみなさん、カリタス小学校入学おめでとうございます。

 4月6日快晴の下カリタス小学校では、109名の新1年生を迎え入学式を行うことができました。笑顔一杯で「おはようございます!」と元気良く挨拶をする子、緊張感で硬い表情で歩いてくる子、どの子もどの子もみな真新しい制服を着て、ピカピカのランドセルを背負い、保護者の方と手をつなぎ校門から始めの一歩を踏み出しました。
 私たちは、毎年桜の咲くこの時期に同じ光景を目にしながら、「ようこそカリタスへ!」という気持ちと、「よくぞカリタスへ来てくれました!」という感謝の気持ちで一杯になります。
 そして、今年も新2年生が、1年生の時に準備をしたチューリップが綺麗に咲き誇り、入学式当日銀杏並木をチューリップの花道にして新入生を迎えられたことも嬉しかったです。

みんな、きみを、まってるよ!

 あしたは カリタスしょうがっこうの にゅうがくしき。

 おめでとうございます。

 1ねんせいの みんなを まちこがれています。

 2ねんせいの おにいさん おねえさんは、 みんなに 「ようこそ」のきもちを うたとダンス そして ことばで はっぴょうします。

 6ねんせいの おにいさん おねえさんは、 すてきな うたを よういしています。

 カリタスのこどもたち みんなが きみたちを まっています。

 みんな きみたちのことが だぁいすきだよ!

LFIT(フランス人学校)一日入学

 今年も、6年生15名が板橋にあるフランス人学校(LFIT)に一日入学しました。2月にカリタス小学校に来てくれたペアの子どもと再会し、給食をはさみ、英語、算数、理科、フランス語、図工などを一緒に学びました。校内で自然にフランス語・英語・日本語が飛び交うことにまずは驚き、英語の授業を英語だけで行い、それに生徒も流暢な英語で答えていることに感動したようです。授業中にMais(でも・・)と言う言葉を一番良く耳にしたそうで、つまり自分の意見をはっきりと主張する様がよかったと感想を書いた児童もいました。授業中も「私を当てて!」と自分から参加する児童が多く、授業の活気が違うと感じた児童もいました。また、優しさに関して、日本は自分を大切にする優しさだが、フランスは自分を犠牲にする優しさだと感想を書いた生徒もいました。たった数時間の異文化体験ですが、誰もが英仏語などの外国語を学ぶことの大切さ、そして違った価値観や文化的背景を持つ子どもと一緒に勉強することの醍醐味を感じたようです。これからの中学での勉強にこの経験を大いに生かして、世界に通用するたくましい日本人になって欲しいと思います。