1年1組からのトピック


「だい だい だいすき」

 2学期は秋祭りに多摩川探検、お芋掘りにタマネギの苗の植え付け、そして山羊のひかりとの暮らしが重なり合う豊かな期間でした。
 秋祭りではちいさな掌を重ねながらお店に出す紙トンボ(竹とんぼ)や花びん、看板などを制作、当日は浴衣を着て6年生との一時を過ごしました。
 川の探検では月を追って変貌していく自然の懐に飛び込み数えきれないくらいの発見をしました。草は枯れても寒さを吹き飛ばし秘密基地をつくっている子もいました。
 さて、クラスの一員であるひかりとの日々は毎日がドラマの連続です。
 9月には体調を崩しました。食欲が突然なくなったのです。薬を投与しながら回復を待ちました。ひかりの表情を読みとりながら会話をする子が教室で語り出す場面が出てきました。「あのね今日小屋に行ったらひかりが“あたたかいからいっしょにお散歩しよう”って言っていたの」と語り出すのです。
 お転婆な山羊たちが高いところが大好きなことを知った子どもたちは2頭が遊べる場所作りを始めています。
 「ビールのケースを集めそれをどのように積み上げるか」、そして「そこに乗った山羊たちの足の裏を守るためにできることはないか」をみんなで話し合っています。
 子どもたちは3学期に向けていつもみんなで悩み、考え、行動に移しているのです。