6年1組からのトピック


「It’s a small CARITAS」

1学期末、最後のオンライン授業で決まったテーマが「ミニチュアで伝えよう 私たちのカリタス」。のちに「It’s a small CARITAS」と名前を変えます。1学期、オンラインで会えない日が続いて、“当たり前”の尊さを知りました。『これまでみんなで過ごしてきたカリタス小学校での思い出をミニチュアで表し、さらに動画をコマドリで撮影して編集して、カリタスのホームページに載せたい。多くの方にカリタス小学校での思い出を、魅力を伝えたい!』という夢を描いて、6年1組の総合が幕を開けました。

「もう終わり?」
こだわりの作品にしたいわけです。制作に熱中すると、時間の過ぎるのが早いこと早いこと。時間との勝負でもありました。
ミニチュアを本物のようにリアルに作るには、実物をよく見るところから始まります。散り散りに校内を歩いては、目的の場所で写真を撮り、ミニチュア作りに役立てます。これまでミニチュア作りの舞台としてきたのは、[教室・宗教室・オープンスペース・イチョウ並木・羊小屋・グラウンド・運動会・秋祭り・多摩川探検]…多摩川班は、実物を目で見ようと、多摩川まで出かけたこともありました。羊小屋班では、2年生のときにここちゃんの毛で作った宝物“ここちゃん人形”を登場させました。舞台となるのは、カリタスの特徴がよく分かる場所。自分たちの思い出をたくさんつくってくれた場面たちなのです。

そして、動画作り。iPadにアプリが入るまでは、できる人が家で自主制作という流れ。061の映像クリエイターのみなさんによる個性豊かな作品が、ロイロノートにアップされては味わい、味わってはまたつくり…の繰り返しでした。また、「総合係」の活躍も忘れてはなりません。授業の司会進行に加え、貴重な休み時間に話し合ったり、(副)校長先生のところへHP掲載の依頼へいったりアプリインストールの交渉をしたり…。

2学期は、総合係を中心に話し合って検討してきたこともたくさんありました。最後に話し合ったのは「著作権問題」。
「それなら、カリタスのオリジナル曲を自分たちで演奏したらどうですか?」との呼びかけから話が一気に前進。「ピアノ演奏できる人?」「いっぱいいるじゃん!」「ハーモニカももってるよ」「Aちゃんはギターも弾けるよ!」「あ、そしたらBちゃんも!」「Cくんはいっそのこと無邪気に歌ったら?」「フルートにチェロに謎の楽器もある!」…と話は尽きません。やりたいこと、山積み。夢、山積み。課題も山積み…?

2学期、学校に来られたことに感謝をしたいと思います。6年間の総決算を、残る2ヶ月の総合に込めていきます。みなさんへ、私たちが、カリタス小学校の魅力を、お届けします!公開日まで…もうしばらく、お待ちくださいませ。