2年2組からのトピック


もっともっとだぁいすき

4月、初めての進級。教室の場所も変わり、いままで自分たちがいた教室にはピカピカの一年生が来ています。新二年生にとっては初めての下級生。朝の休み時間に嬉しそうにお世話に行くような微笑ましい姿があります。

昨年度3月に牧場に帰っていた三頭の羊も新学期の開始と共にカリタスへ戻ってきました。「ラメちゃん、元気だった?」と優しい声をかけながらみんなで再会を喜びました。

毛刈りのバリカンを怖がり手足をジタバタさせるラメちゃん。そんな中でも頑張って毛刈りをしてもらっている様子を2組の子どもたちは黙って、じっと見つめています。声を出すと、ラメちゃんがびっくりしてしまうのです。心のなかで「がんばってね」「だいじょうぶだよ」と応援していました。ふと誰かが、「ラメちゃんが泣いてる」とつぶやきました。よく見ると、毛刈りをされているラメちゃんの目に涙がうかんでいるように見えます。大人も気づかなかったラメちゃんの表情を、子どもたちはしっかりと見ています。

だぁいすきな多摩川にも、今学期は二回行くことができました。遊び方に迷うことなく思いっきり駆け回り、行くたびに新しい発見や体験を見つけています。すっかり多摩川のプロフェッショナルになっていますね。

6月には、初めてのおとまり会をすることができました。始めは少しだけ不安な顔が見え隠れしていた二年生でしたが、クラスのみんなが一緒だと大丈夫。カレーづくりや夜の活動などを通して、子どもたちがそれぞれの思い出をたくさんつくることができました。

二学期はおそらく、ラメちゃんの刈った毛を使った総合が本格的に進みます。総合を通して活動がどのように広がっていくのか、とても楽しみです。