3年2組からのトピック


ビオトープ

3年2組は総合でビオトープ作りをすることに決まりました。1学期の総合について、子どもたちに語ってもらいました。

2組は総合のテーマがビオトープに決まりました。今はビオトープに入れる生き物を調べています。登戸に「せせらぎかん」があって、そこは多摩川にいる生き物が展示されていることが分かりました。だからみんなでいってみることにしました。せせらぎかんでは多芸さんという方がお話してくれました。多摩川の堰のこととか、多摩川の魚のこと、二ヶ領用水のことなどを教えてくれました。せせらぎかんには、あゆとか、たまずんとか、おいかわとか、さわがにとか、かめとかがいました。多摩川にいる虫も展示されているかとおもいましたが、ありませんでした。多摩川のことを学んできました。

前のビオトープは大きくて管理が大変だったという話を教頭先生から聞いたり、ビオトープの大きさを測りに行った時に、道が狭くなっていることに気がつきました。持続可能なビオトープにするために、池を小さくしようと決まりました。そのために、幼稚園の工事現場に土があったので、工事の方にお願いをして土を入れてもらうことになりました。

3年1組からのトピック


町づくり

3年1組の総合のテーマが決まりました。その課程を子どのも声からもお届けしたいと思います。

「3年1組はテーマが「町づくり」にきまりました。話し合いをして、「ビオトープ」と「ひみつきち」と「ランプシェード」がのこりました。その中で多くの人が選んだのが町づくりでした。社会で町探検にいったので、中野島の駅とかを作ったり、東京タワーとかも作ったりしたいという意見が出ています。今は、グループを作ってお試しで建物を作っています。ぼくは、レストランを作っています。段ボールで2階立てを作っています。大きすぎるとダメだからミニチュアっぽくしています。グループの中で、大きく町をつくるのか、小さくミニチュアの町をつくるのかを話し合って作り始めました。」

テーマが決まったあとは、話し合いの中で生まれた、「まず、やってみたい!」という思いをもとに、活動しました。「海」を作ったり、カリタス小学校をつくったり、それぞれが思いえがく「町づくり」が見えてきました。また、作り方や材料という面でも、いろいろと分かってきたこともありそうです。活動したことを生かして、3年1組全員の思いのこもった町を完成させていきたいと思います。

2年3組からのトピック


もっともっと だぁいすき

☆ひつじのルンちゃん だぁいすき
春休みにいったん牧場に戻っていたルンちゃんが、4月22日にカリタス小学校に帰ってきました。みんなでルンちゃんのためのケーキを作って歓迎しました。ルンちゃんはさっそく毛刈りをしてもらって、小さなヤギさんみたいになりました。

「えぇっ!こんなに小さいの?」「ふわふわもこもこのルンちゃんもいいけれど、スマートなルンちゃんもかわいいなぁ…」

ルンちゃんはお腹もすっかり丈夫になって、モリモリ牧草や草を食べて成長しています。ときどき2年生が育てている大事な野菜も狙っているので、お散歩の時には「野菜を守るガードマン」が必要になりました。1年生のヤギさんとひつじのあんこちゃん、そらちゃんとも仲良くしていて、一緒にお散歩するのが大好きです。

ルンちゃんが初めて毛刈りをした羊毛を何に使うか…わくわくします。みんなで羊毛のことや洗い方を調べました。まずは、昨年2年生が飼っていたホイップとココアの毛で練習をさせてもらうことにして、少しベタベタする羊毛からゴミやわらを取り除きました。ザルに入れてふったり、白い紙の上でほぐしたり…二人一組の「工房」を作って、お互いの工房のやり方を参考にしながら進めてきました。7月20日になって初めて、ホイップの毛洗いにも挑戦しました。みんなで同じやり方でやったのに、ちぢれ麺みたいな部分とふわふわ部分ができてしまいました。ちぢれ麺もそれはそれで味わいのあるものになりそうですが、夏休みにはふわふわの仕上がりを目指して、ココアの毛をお家で洗ってみることにしました。

☆やっぱりだぁいすき 多摩川たんけん
多摩川には、5月と7月に2回行くことができました。1年生の頃から一度も雨が降ったことがない強運のみんなです。(7月は台風が来るかも…で延期になりましたが)リーダーを決めたり、計画を立てる話し合いも、とても上手に進めることができるようになりました。

「こんどはだれのお父さん先生、お母さん先生かな~たのしみ!」

チョウや虫を追ったり、エビや魚、アメンボをつかまえたり…秘密基地を作ったり、ブランコを作ったり…宝石屋さんをしたり、水切りの練習をしたり…時間いっぱい、グループで思い思いに過ごしました。7月は、曇っていたもののとても暑く、湧き水のある小川の冷たさが、長靴ごしでも気持ちよかったです。2年目になって、季節の大きな変化を感じることができました。

☆育てるのも だぁいすき
1年生の11月から玉ネギ、3月からはジャガイモを畑で育てていました。他にも育ててみたい夏野菜を調べて、発表して…畑にはきゅうり、中玉トマト、なす、とうもろこしを植えました。各自の菊鉢では、ミニトマト、ピーマン、こどもピーマン、ししとう、えだまめの中から育ててみたいものを選んで植えてみました。中には、どうしても挑戦したくて、とうもろこし、ラディッシュ、サニーレタス、ベビーリーフ、にんじん、キャベツ、青梗菜、小松菜を植えてみた子もいました。葉ものは、この時期は虫がつきやすく、あっという間に食べられてしまったり…気温がぐんぐん上昇した時には、鉢がカラカラになって枯れそうになったり…野菜を育てるのは毎日お世話を欠かさないことが大事と知りました。

6月には、念願の「お泊まり会」をすることができました。お泊まり会ができるように、筆算の練習を頑張ったり、もくもくと黙って作業をしたり、食べたり、カレーの作り方を調べて家で練習し…みんなの頑張りによって実現することができました。自分たちでスーパーで買い物をして、自分たちで育てたジャガイモと玉ネギを使って自分たちで分担して作ったカレーを食べて、自分たちで作ったランタンの明かりの中、みんなで寝袋に転がって寝て…最高の宿泊になりました。宿泊が終わってからキュウリやなすがたくさんとれ、順番に持って帰っておいしく食べました。

2年2組からのトピック


もっともっとだぁいすき

4月、初めての進級。教室の場所も変わり、いままで自分たちがいた教室にはピカピカの一年生が来ています。新二年生にとっては初めての下級生。朝の休み時間に嬉しそうにお世話に行くような微笑ましい姿があります。

昨年度3月に牧場に帰っていた三頭の羊も新学期の開始と共にカリタスへ戻ってきました。「ラメちゃん、元気だった?」と優しい声をかけながらみんなで再会を喜びました。

毛刈りのバリカンを怖がり手足をジタバタさせるラメちゃん。そんな中でも頑張って毛刈りをしてもらっている様子を2組の子どもたちは黙って、じっと見つめています。声を出すと、ラメちゃんがびっくりしてしまうのです。心のなかで「がんばってね」「だいじょうぶだよ」と応援していました。ふと誰かが、「ラメちゃんが泣いてる」とつぶやきました。よく見ると、毛刈りをされているラメちゃんの目に涙がうかんでいるように見えます。大人も気づかなかったラメちゃんの表情を、子どもたちはしっかりと見ています。

だぁいすきな多摩川にも、今学期は二回行くことができました。遊び方に迷うことなく思いっきり駆け回り、行くたびに新しい発見や体験を見つけています。すっかり多摩川のプロフェッショナルになっていますね。

6月には、初めてのおとまり会をすることができました。始めは少しだけ不安な顔が見え隠れしていた二年生でしたが、クラスのみんなが一緒だと大丈夫。カレーづくりや夜の活動などを通して、子どもたちがそれぞれの思い出をたくさんつくることができました。

二学期はおそらく、ラメちゃんの刈った毛を使った総合が本格的に進みます。総合を通して活動がどのように広がっていくのか、とても楽しみです。

2年1組からのトピック


もっともっとだぁいすき!

2年生に進級した子どもたちはクラス替えもなく、羊のアンが学校に戻ってくるのを楽しみに待っていました。小屋の掃除や周囲の雑草を抜きながらその日を指折り数えて待っていたのです。4月21日、悦びの再会。この日に牧場の福田さんが毛刈りをしてくださいました。怯えるような表情で毛が刈られる時間を我慢するアンの姿を瞬きもせずに見守っていた子どもたちです。あんなにしんどい思いまでして羊毛をプレゼントしてくれたアンの気持ちに応える飼育活動が再び流れ出したのもこの日でした。

1組の子どもたちの精神的な支柱はアン・・・ 物事の始まりの座標軸になるのはアンの存在・・・ 活動が停滞するときに励ましてくれるのはアン・・・ 聴いてほしいことを受けとめてくれるのはアン・・・。仔羊とみんなは一緒にいるだけで幸せな気持ちになるのでした。

4月以降の活動は・・・、羊毛のゴミや汚れを手作業でとる・・・。(今後は大事に洗う展開へ) 体重を計測する・・・(毎月)、夏野菜の栽培と収穫・・・(畑と植木鉢、前年度からのジャガイモとタマネギの栽培も継続、絵画や造形活動による表現)、その具材を使ってカレーを作りみんなで校内に宿泊・・・(もっともっともくもくお泊まり会 6月22日~23日)、2度の多摩川探検・・・(5月2日、7月6日)など、活動がもりたくさんの1学期をみんなで駆け抜けました。

発見、問い、試行錯誤、工夫が連続的に起こっていますが、そのベースになっていたのは前述の通り、羊のアンへの愛情と飼育活動です。

これら4つの要素はそれぞれが絡み合いながら来学期以降にもつながっていくことでしょう。

1年3組からのトピック


学校たんけん だいすき!

4月下旬から、1年生は学校探検を行ってきました。学校の地図を持って様々な先生のもとへ行き、自己紹介をすることでその先生からシールが貰えます。10枚、20枚、30枚、40枚とシールを集めるたびに、はなまるやキラキラシールのご褒美がもらえるということもあって、休み時間のたびにペアの6年生や先生、友達に「一緒に学校探検に行こう!」と誘っている姿をよく見かけました。廊下を歩いていると、学校探検の紙を持った1年生といたるところですれ違います。毎日頑張って取り組んでいるために、地図の紙がボロボロになり始めている子も珍しくありませんでした。中にはシールを50枚集めた子もいて、その頑張りを称えてメダルを贈呈しました。すると、みんなのやる気にいっそう火がつき、終業式の日ギリギリまで、はりきってシールを集めている子もいたほどでした。

初めは、それぞれの教室の場所すら分からない1年生でしたが、この学校探検を通じて、カリタス小学校の様々な場所や先生を知ることができました。これからも、カリタス小学校のことをどんどん知って、どんどん「だいすき」なものを増やしていってほしいです。

「たまがわたんけん」は1年1組「畑と動物」は1年2組のページをご覧ください。

1年2組からのトピック


畑と動物 だいすき!

入学してから、すぐに動き出した総合の授業。どのクラスも初めての授業でドキドキの状態でスタートしました。

1年生の教室の前には、大きな花壇があります。4月は昨年度の1年生が植えてくれたチューリップがきれいに咲いていましたが、今度は自分たちで花を育てます。選んだ花は、ひまわりです。雑草を抜いたり、球根を掘り出したりして、下準備をし、一粒ずつ丁寧に植えていきました。小さな双葉の芽が出たと思っていたらズンズン背が伸びて、子どもの身長よりも高くなり、花が咲くのを今か今かと待っています。

また、畑には5月にさつまいもの苗を植えました。最初は発育が悪くどうなるかみんなで心配しながら雑草を抜いていましたが、7月には蔓も伸び、葉っぱもたくさんつきました。秋には美味しいさつまいもが収穫できるように、お世話を頑張っています。

そして、カリタスの総合と言えば動物のお世話です。初めから決められた動物がいるわけではないので、クラスごと一から話し合います。どんな動物がいるのかな。お世話をするのには、どんなことを調べなくてはいけないのかな。2年生に、話を聞いてみよう。様々な考えや思いがあふれて来ます。長い話し合いの結果、1組・2組はヒツジ、3組はヤギと決まりました。早く学校に来てくれないかなと首を長くして待っていました。3頭が学校に来てからは、みんなの動物大好きがあふれていました。顔を見て名前を決めたいという願いから、各クラス名前を決めました。1組はあんこ、2組はそら、3組はしろです。どの名前もステキな願いが込められています。毎日休まず、小屋のお掃除やお散歩当番も頑張っています。是非、小学校に来たら3頭の名前の由来や、3頭の顔を見てください。

「たまがわたんけん」は1年1組「学校たんけん」は1年3組のページをご覧ください。

1年1組からのトピック


たまがわたんけん だいすき!

1学期は2回多摩川探検に行きました。子どもたちは出発前の総合の時間にグループで作戦会議と称して何をしようかと楽しそうに話し合っていました。多摩川の現地では、まず沼に入って魚をとろうとする子どもが大勢いました。小魚だけでなく大きな鯉まで捕まえた子どももいました。虫取りをする子ども、石集め、石投げをする子ども、草すべり、木登り、秘密基地づくりなどなど、思い思いの遊びをしていました。たくさんの保護者の方々が、お父さん先生、お母さん先生として参加してくださり、子どもたちを安全に見守ってくださいました。

多摩川は、行くたびにその姿を変えています。2度目の多摩川探検ではさらに大きくなった沼で、前回よりもたくさんの小魚やエビを捕まえようと子どもたちは頑張っていました。もちろん他の遊びにも夢中でした。

「楽しかった~」「次はいつかなあ・・・」次回の多摩川探検を心待ちにしている子どもたちです。

「学校たんけん」は1年3組「畑と動物」は1年2組のページをご覧ください。