1年3組からのトピック


だいすき

ヤギの“しろ”が大好きな1年3組。朝も昼も20分休みも、いつもしろのそばには誰かがいて「いっぱい食べて、食いしんぼうだね」「ころころウンチだから、今日も元気だね」「かわいいよ~大好き!」と、優しく声をかけています。3頭の中でも(やはりヤギだからでしょうか)とりわけ活発なしろは、お散歩をするのも大変!ですが、ぐんぐん校庭を走る横を、必死にリードを握ってかけっこのように駆けていくのにも、随分慣れてきています。

「ヤギは高い所が好きだから、遊び場をつくってあげたいな」と調べてきた子たちの願いから、2学期は“しろの遊び場(遊具)づくり計画”をスタートさせました。「材料はなにがいいかな?」「しろちゃんが安全に遊べるものがいいよ」「羊のそらちゃんや、あんこちゃんも遊ばせてあげたいな」と、毎回さまざまな意見が出てきます。まず取り組んでみたのは“段ボール作戦”。「穴が開いちゃったよ!」「真ん中がテープで止まっている段ボールは無事だった」「それなら、全部にガムテープを貼ったら強くなるかもしれないね」気づきを共有していく中で、“じゃあ、次はこんなふうにしてみよう!”という工夫を出し合いました。もう一つ取り組んだのは“ビールケース+すのこ作戦”。こちらのほうが安定感もあり、すくっと上に立ち上がるしろの姿に「やったー!」とみんなも大喜び。「もっと他の材料でつくりたいな」「階段のかたちにしてみたい」などと、3学期に向けてさらに願いを膨らませています。

他にも2学期は、1年生の一大イベント秋祭り(3組では「いろいろつりすくい」「パフェやさん」「なぞなぞクイズのみせ」といったユニークなお店屋さんを出店しました)、さつまいもの栽培と収穫、3回目と4回目の多摩川探検(最近は虫捕りや魚獲りに加え、シーグラス探しや色水づくり、石を探して色をつけるのが人気に!)など、楽しい活動が盛りだくさんでした。1年生のみんなにとっては、あっという間の4か月だったようです。どの活動の中でも、1学期以上に子どもたち自身が発案し、工夫をしながら取り組む姿が増えていました。のびしろをたくさん持った1年3組の子どもたち、今後の成長も楽しみです。