2年3組からのトピック


ゆめちゃんとみんな大すき

  2学期の総合は、引っ越しに伴う夏野菜の移動から始まりました。夏は暑すぎて実らなかったミニトマトやピーマンも9月になると、たくさんの実がなり始めました。11月、寒くなってきたので植木鉢ごと教室に移動したところ温かい教室で元気に育ったミニトマトは11月末~12月でも80個以上とれました。また、10月には大きくなったシソを使ってシソふりかけを作りました。種から大きく育つまで何度も失敗して育ててくれたシソチームの人に感謝して、塩むすびにかけて食べました。11月には真っ赤に色づいた唐辛子を使って飾りを作りました。つるつるすべる実を麻紐で結ぶのは難しかったけれど、友だちと教えあって完成させました。

  ゆめちゃんと多摩川に行くプロジェクトも頑張りました。道を歩くときゴミを間違って食べないようにゴミ拾いをする係、糞を集める係、おしっこを水で洗い流す係、寄り道しないように脇をガードする係、喉が渇いたら水をあげる係などみんなで必要な役割を分担しました。行く前は、横断歩道や石の道も練習しました。準備万端で出発したからか、当日はスムーズに多摩川までたどり着くことができました。大好きな山羊のゆめちゃんに大好きな多摩川を見せることができて大満足でした。

  2学期後半は、ゆめちゃんが健康に楽しく過ごせる「ゆめちゃんランド」作りをスタートしました。まず、野菜作りに使っていた土を土嚢に入れて、山をつくりました。次に、どんな物をつくりたいか相談し、台、すのこ、坂道を6つの班に分かれて作ることにしました。初めて使うノコギリ、金槌、釘抜き、錐に苦労もしましたが、ゆめちゃんが楽しく遊ぶところを想像して、班ごとに協力して頑張っています。

2年3組からのトピック


ゆめちゃんとみんな大すき

 今年度の総合は、1年生の時から育てていたタンポポの植木鉢の引っ越しからスタートしました。「たんぽぽさまのおと~り~」とお祭りのようににぎやかに移動しました。その後は、タンポポのつぼみ、花、軸、葉、種の観察や開花する条件などの実験も行いました。国語の「たんぽぽのちえ」の学習の後には、自分たちの発見をクイズにして隣のクラスやペアクラスの5年生に出しました。自分たちの発見が伝わって嬉しい時間になりました。
 山羊のゆめちゃんがもどってきてからは、掃除や散歩をがんばりました。引っ込み思案で怖がりだったゆめちゃんも、元気に走れるようになりました。食いしん坊は相変わらずで、みんなゆめちゃんの好きな草を見つけては「おやつにどうぞ」とあげていました。

 野菜の栽培にもチャレンジ。計画が遅れてしまったので、ほしい苗が売り切れというハプニングもありましたが、なんとか手に入れた苗と、種から育てた野菜を大切に育てました。みんなで食べたキュウリ、ミニトマト、枝豆の味は格別でした。その他の、モロヘイヤ、唐辛子、パプリカ、ポップコーンの成長も楽しみです。未熟だった枝豆については、大豆になるまで育てることになりました。もし大豆になったらどうやって食べようか想像すると心が躍ります。簡単だと思っていたシソの栽培には苦労しました。でも、7月になってやっと葉の形が分かるぐらいに成長しました。
 夏の暑さも乗り越えてほしいです。野菜のお世話で忙しくてもゆめちゃんのことも、忘れません。畑の雑草は、ゆめちゃんにとってはごちそうです。「一緒にくさむしり!」と抜いた草をせっせと運びながら頑張りました。今学期は”ゆめちゃんと多摩川に行く”という夢は実現できませんでしたが、引き続き散歩の練習やゆめちゃんとのかかわりを密にして実現させたいです。