2年1組からのトピック


ふくちゃんとJamp 2 it

  2学期にお湯を使って羊毛を洗い終わったと思っていたのですが、最後に洗ったふくちゃんの羊毛はかなり汚れていたこともあり、まだ匂いが残っていました。大切なふくちゃんの羊毛なので、もう一度洗うことにしました。「ふくちゃんの羊毛は練習用の羊毛よりも細いよね」「毛刈りをしたときふくちゃんは小さかったから羊毛も少ないね」など呟きながらより丁寧に洗いました。

  そして、いよいよ羊毛を使った作品作りです。自分が作りたいものを考えながら羊毛洗いをしていたので、すぐに作り始めることができました。ふくちゃんの羊毛はもらった羊毛で練習してから使うことになり、「ふくちゃんが牧場に帰ってもふくちゃんのことを思い出せる作品を作りたい」という意見がほとんどでした。

  ところが、まだ羊毛にゴミが残っていることに気付き、ハンドカーダーで羊毛をほぐしてきれいにしてからニードルを使って作り始める子が多かったです。中には羊毛を染めることに挑戦する子もいました。一人ひとり作りたいものを作る活動になり、互いに見たり真似したりコツを聞いたりする姿があちこちで見られるようになりました。

  3月14日にふくちゃんたち3頭は福田牧場に帰っていきました。2年生みんなで見送りました。2年間一緒に過ごしたふくちゃんの羊毛を使った作品を完成させた子もいます。まだ完成していない子は春休みにきっと作り上げることでしょう。

  新学期、3年生に進級した子どもたちのランドセルやスクールバックに、きっと、ふくちゃんの羊毛で作った作品がつけられていることでしょう。

2年1組からのトピック


ふくちゃんとJamp 2 it

  今年度は2学期に学校に宿泊する『おとまり会』がありました。野菜を育ててカレーライスを協力して作って皆でおいしくいただきました。体育館に2年生みんなでシュラフを使って寝るのですが、不安な気持ちはありました。でも「寝ればすぐに朝が来る」を合言葉にしたところ、静かに夜を過ごし寝られた子がたくさんいました。
  羊のふくちゃんとの生活は、お掃除お散歩だけでありません。4月に毛刈りした羊毛のゴミ取りが始まりました。まだ1歳のふくちゃんの羊毛は決して多くありませんが、福田牧場さんからもらった3頭分の羊毛もあります。そして、ふくちゃんの羊毛は大切なので最後にゴミ取りと羊毛洗いをする計画を立てました。なかなかゴミ取りは進みません。でも、総合Dayでは来校した保護者の方々にも手伝ってもらい、ようやく終わりました。
  そして、11月に入り寒くなってきたころ羊毛洗いを始めました。お湯で優しく洗うのですが、1回目の洗いではお湯が汚い茶色でした。3回洗ってようやくお湯がきれいになりました。
  でも、まだ羊毛は少し匂います。もう一度洗剤を使って洗います。でも匂います。試行錯誤しながら洗剤の2度洗いを最後にすることで、匂いもゴミもなくなってきました。もらった羊毛洗いが終わり、12月17日についにふくちゃんの羊毛洗いが始まりました。今までの学びを生かしてきっときれいな羊毛にすることでしょう。
  3学期に、この羊毛を使ってどんな活動をするのか楽しみです。

2年1組からのトピック


ふくちゃんとJamp 2 it

 子どもたちは昨年度と同じメンバーで、ヒツジのふくちゃんも2年1組の仲間のままです。でもクラス担任は代わりました。
 4月の移動動物園の日に、1ヶ月ぶりに会ったふくちゃんは、なんとヤギになっていたのです。間違えて先に毛刈りをされていたのです。それでも、ふくちゃんの毛刈りをした毛は自分たちのものになりました。

 「ふくちゃんの毛は牧場の匂い」「牧草の匂い」「優しい匂い」「大好きな匂い」と次々と意見が出されたのですが、「うーん 油っぽい匂い」「臭い」と言う子が出てきたのです。もう一度匂いを嗅いでみて、ついには「うんちの匂い」という発言が出てきました。
 どうやって毛をきれいにするのか調べる子が出てきて、日記に書く子が増えてきたのです。
 1学期は、校舎の改修工事などもあり実際に毛をきれいにする活動は出来ませんでしたが、2学期には、きれいな毛にする活動が始まることでしょう。

 また、野菜の栽培が始まりミニトマトやキュウリ、ナスの収穫を楽しみました。採れたての野菜はひと味違います。苦手だった子どもたちも食べていました。
 あまりにも暑い7月には、大好きな多摩川探検に行けなくなりました。その代わりにプチ参観日にして、保護者の方々に収穫したジャガイモを茹でてもらって美味しくいただくこともありました。