1年1組からのトピック ■年間のテーマ 「だいすき」 ~ココといっしょにおおきくなろう~ 秋祭りや多摩川たんけんなど、もりだくさんの2学期でしたが、やはり羊のココとの暮らしがその真ん中にはありました。小屋の表札や郵便受け、散歩用のリードは夏休みの自由研究で揃ってきました。 ゆっくりココと過ごすことで思いが深まり、してあげたいことが続々と膨らんでくるのです。糞を掌にのせてその日の体調をチェックする子、雨の中も傘を差しかけて散歩に同行する子など、自分がココになったような感覚も芽生えてきたのです。ココはクラスの仲間です。 入試説明会では園児さんをいざなって触れ合ってもらう、大きな画用紙にココの顔を描くことなどが始まります。すると表現したいことが画用紙ではおさまりきらなくなってきました。「クレヨンや絵の具だけではココの身体にはならないな」「絵ではココの毛が生えない?んだよ」「毛糸や綿も使ってココを作って見せてあげたい」という発意から貼り絵がスタート。約2ヶ月間この作品作りに没頭していたのです。 その指先に込められていた想いとは「いつもココのかおのひょうじょうはおこっているかお、わらっているかお、かなしんでいるかお、いろいろあります。いろいろあるココのかおを見るたびにわたしは元気が出ます。ココちゃん、おうえんしてくれてありがとう。大すき」です。ココへの感謝が全部作品に埋め込まれる2学期の道のりでした。 以前の内容> <戻る |
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