■年間のテーマ
「だいすき」
～しろは（ヤギ）に赤ちゃんを産んでもらいたい～
カリタス小学校に来たばかりのヤギの「しろは」はとても小さかったのですが、秋になると体もしっかりしてきて少し大きくなりました。10月に体重をはかると17㎏でした。
子どもたちもすっかり小屋の掃除やお散歩が上手になりました。
1年2組ではしろはに赤ちゃんを産んでもらいたいという願いをもっています。ですからどうすれば赤ちゃんを産めるのかを調べて学びました。そして赤ちゃんを産むには雄ヤギと結婚する必要があること、結婚するにはしろはの体の準備(発情)ができていないといけないことがわかりました。その準備ができた合図は「よく鳴き、しっぽをふり、落ち着きがなくなり、おしりが赤くなる」ことです。それを見逃さないようにするために、しろはについて気がついたことを「しろはカレンダー」に書き込むことにしました。
しろはが赤ちゃんを産んで死んでしまうことはないかと不安を持った人もいました。大好きなしろはだからこその不安です。その不安を和らげようと、ヤギの出産の安全性について、本で調べたり、牧場の方やヤギの出産の経験があるお姉さん、先生に聞いたりして調べてくる人が続きました。「ヤギは強くて赤ちゃんを産むのが上手だから、大丈夫」「たくさんえさを食べさせれば大丈夫」と心強い言葉を聞き少し安心しました。
ついにみんなの気持ちが一つになり、しろはの発情がみられたら結婚できるように準備を進めることになりました。
～多摩川探検楽しいな～
子どもたちが大好きな多摩川探検ですが、今年はお天気に恵まれず、中止になってしまうことがありました。しかし、10月、12月は思い切り多摩川を楽しむことができました。必死にバッタをおいかける人、沼でびちょびちょになりながらエビをつかまえる人、土手すべりを楽しむ人…お父さん先生、お母さん先生に見守られながら夢中になって遊びました。
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