１年3組からのトピック

■年間のテーマ
「だいすき」

　2学期が始まって早々、秋祭りの準備が始まりました。自分たちで考えて、準備して、お店屋さんになってお祭りを盛り上げていくのです。話し合いの結果、「アクセサリー紐くじ屋」と「射的屋」に決まりました。先ずはみんなでアクセサリー作りです。紙粘土を練って、色をつけて、指輪やネックレスがたくさん出来上がりました。射的に使う割りばし鉄砲も、お得意のお父様から作り方を教わり、友だちに伝授していました。お祭り当日は、お手伝いのお父様や大好きな6年生と共に、楽しいひと時を過ごしました。

　「3組の動物をこれからどうしようか」いつその話を切り出そうかと思いあぐねていました。子どもたちが秋祭りに向けて明るい気持ちでいっぱいの様子を感じ、「実は、この間、牧場に行ってきたの。」と話しかけたところ、子どもたちの目がキラリと輝きました。「もう大丈夫」と確信した私は、牧場の方が北海道からふわもこと同じ種類の羊を連れてきてくれたこと、その羊がとても元気なこと、糞がコロコロしていることを伝えました。その話に真剣に耳を傾ける子どもたちから出た「ちゃんと歩ける？」という質問に、どうしても元気な羊に来てもらいたいという強い思いを感じドキリとしました。秋祭りが終わった次の週に、新しい羊がやってきました。「ふわもこ」のことを忘れないという思いから、名前も「ふわ」になりました。

　「トマトの植木鉢でまた野菜を育てたい！」こどもたちは、今、野菜計画に夢中です。図書館にある本で野菜のことを調べられることを知って、「今からどんな野菜が育てられるか？」「種から育てるのか、苗からか？」「どんな土を準備すればいいのか？」など、自発的にどんどん調べてきています。先ずは土を用意しました。「苦土石灰って何？」「油かすが欲しいです」「腐葉土ありますか」「にんじんは、細かい土がいいらしい」など、やる気満々です。2年生の宿泊活動で作るカレーに入れる野菜の自給自足を目指して、野菜作りに熱中しそうです。

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