■年間のテーマ
「ミチュをおかあさんにしよう」
早ければ９月から発情期が始まるそうなので、そうしたらオスヤギを呼んで･･･と、計画していましたが、残念ながらミチュに発情の様子は全然現れず、牧場の福田さんから「どうしてもというなら、ホルモン注射をする手もあるよ。」と言われました。しかし、クラスで何度か話し合った末、迷いながらもみんながえらんだのは「自然のままにしよう。ミチュに負担をかけない。赤ちゃんよりもミチュが大事。ミチュに自然に発情が起きるのを待とう。」という道でした。１２月現在もまだ発情していませんが、みんなでミチュを見守っています。
全国山羊サミットに参加してきた担任の話や、図書室で借りたヤギの本から、子どもたちはヤギミルクから生まれる乳製品に関心を持つようになり、牛乳や本物のヤギミルクでバターやカッテージチーズを作ることに挑戦しました。チーズは、３度目にようやく「ミルクを温めているときに、よくかき混ぜて温度を均一に上げること」に注意してやってみると、すべてのグループで、きれいに分離して固まりました。成功の秘訣は温度にあったのです。色々試して、たくさん学んだ２学期でした。
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