カリタス小学校
カリタス学園
3年1組

年2組からのトピック

■年間のテーマ
「わたしたちのMusic!」

 楽器作りを中心に活動を進めてきた、「わたしたちのMusic!」。夏休みにもみんないろいろな楽器作りに挑戦してきました。ギターのような弦楽器、いろんな材料を使ったギロ、木琴は材料による音の違いも研究してきました。竹で作る木琴のようなインドネシアの「ジュゴック」という楽器も魅力的です。指で弾いて音を鳴らす、カリンバという楽器も作りました。それらを参考にして、自分の作りたい楽器を選び、いよいよ演奏会をめざします。
 まずは作りやすそうな楽器をグループに分かれて作り始めました。ドラム、ギロ、レインスティック… 笛も一学期の経験を活かして続けました。大きな四角い缶はそのままたたけば大きな音の出る楽器になりました。それぞれのチームが試行錯誤を繰り返し、迎えた10月終わりの演奏会。まだまだたどたどしいところもありますが、歌に合わせて音をだし、楽しい演奏会ができました。
 演奏会は楽しかったけれど、まだ作った楽器だけで曲が作れたわけではありません。これまで作ってきた楽器のなかで、メロディが作れるのはまだ笛グループだけ。これからは音階が作れる楽器作りに挑戦です。
 先行している「笛」は、材料を紙からクリアファイルにかえ、ハーモニカやフルートのようにしたり、長さを変えられるようにしたりしてメロディを作っていきました。
 「弦楽器系」は、夏休みに作ってきたものも参考にしながら、ギターのような形のもののほかに、板に直接弦を張った琴のような形のものも作りました。弦の長さを調整して音を変えるだけではなく、ネックの傾きによって音が変わる楽器もできました。
 「カリンバ」ははじく材料やとめ方をあれこれ試し、ヘアピンが一番いい音がでることをつきとめました。音階の調整に苦労しましたが、独特な音の楽器になりました。
 「木琴」は、簡単そうに思っていたのになかなか音が響きません。木の板をどうやって台につけるのか、ゴムやヒモを使って四苦八苦です。
 「ジュゴック」は、竹を半分だけ切る、というのがたいへんでした。のこぎりで切って、ノミで縦に割ります。コツをつかめば大丈夫。それでもなかなかいい音にはなりません。
 一学期から続いている「グラスハープ」も、音は出るようになったけれど、曲にするためにドレミを合わせようとすると大変です。水の量で音の高さを調整するのですが、思ったように音の高さが変わっていきません。グラスのあつかいを間違えるとすぐに割れてしまいます。慎重に練習、調整を重ねてきました。
 まだまだどのチームも1曲演奏するというところまではいきませんが、音の変わる楽器はできてきました。これからそれぞれの楽器の音に合うような曲を演奏することができるようになっていくと、ますます楽しくなりそうです。

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