３年３組からのトピック

■年間のテーマ
「どろだんご」

～ツルツルの光るどろ団子を目指して～
　４月の終わり、担任からツルツルの硬い「玉」を見せられた子どもたち。その「玉」の正体は、かつてカリタス小学校のある先生が作った「どろだんご」でした。子どもたちは口々に「それはどろだんごなわけないよ！」「磨いた石だよ！」と疑っていましたが、次第に「それって私達にも作れるの…？」と興味が湧いてきました。「みんな、作ってみない！？」という担任の投げかけに、キラキラした目で「うん！」と言うお返事。その日から休み時間も黙々と作り続けています。でもなかなか一筋縄にはいきません。失敗をくり返しながら、ようやくクラスの半分ほどの子が完成してきました。
　時には割れてしまって悔しい想いをしたり、お友達のどろだんごを割ってしまって喧嘩になってしまったり…。その都度クラスで話し合いました。どろだんごは「作るだけ」が学びではなく、「人の物を大切にすること」「素直に謝ること・ゆるすこと」も大きな学びとなっています。
　現在、「砂と土のちがい」について興味を持ち始め、色々な砂や土の種類を調べています。夏休みは旅行先などの各地から砂集めをして、さらにクラスで学びを深めていきたいと考えています。

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