1年2組からのトピック ■年間のテーマ 「ユキといっしょに大きくなろう」 冬休みが明けて子どもたちが感じていたこと、それは「ユキが重くなっているな」という気づきです。散歩の時に掌に感じる力、瞬発力、身体を寄せてきたときの重みが全てを物語っていました。 また、3学期に入ってからユキが教室にいる中で算数や国語の学習をしました。ユキは文字通りに2組の家族になっていたのです。 ユキが大きくなってきたからこそ、みんなの体内には喜びが駆け巡っていてその嬉しさを多くの人にも伝えたいと願うようになりました。 粘土でユキをつくる、ホイップ粘土で大きな絵を表現するという絵画や造形活動もその一つです。指先に力を込めて一歩でもユキに近づこうという強い意思が作品に乗り移っているのでなかなかの力作に仕上がるのです。 自分の言葉でユキとの暮らしの豊かさを語りかけることも見逃すことのできない動きでした。学習発表会では手作りの指し棒を握りしめ来場された方に「ユキと2組の物語」を語ること・・・。1年生全員でたぎるような声で3頭の歌を歌い上げること・・・。その全てが次年度に繋がる想いの醸成になりました。 ユキはいったん福田牧場に里帰りしました。涙を流し、手を左右に振った子どもたちはすでに4月以降の「ユキとの暮らし」を見据えています。 以前の内容> |
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