カリタス小学校
カリタス学園
1年2組
1年2組からのトピック

■年間のテーマ
「いのちをあずかるということ」

 6月16日に福田牧場からやってきた山羊さんは瞬く間にクラスの一員となりました。雪のようなきれいな毛並みのこの山羊はユキと命名されました。その後、学期末を迎える約一ヶ月の間に様々な出来事がありました。まさに毎日がドラマの連続です。
 「かわいい子ヤギ」が作曲され、体調を整えるためにいったん牧場に帰り、スケッチをする中で再度学校に戻ってきたのは一週間後でした。毎朝の飼育当番は蒸し暑い飼育小屋で滴る汗を拭おうともせず箒やブラシで清掃をし、エサやお水の取り替えもできるようになりました。現在は暑さには決して強くはないユキの体調を守るためにできることを実践しています。聴診器で胸の鼓動に耳を傾け、苦労して体重も量りました。ユキが足を怪我したことを受け、その対策にも気持ちを繋げています。「いのちをあずかるということは、いろんなことがあって たいへんだなぁ」という子どもの声は真実です。「いろいろあるけど」みんなでユキを庇い、守る生活がユキへの愛となって跳ね返ってきた学期末です。
 夏休みも飼育当番を交代で続けます。ユキとの物語は2学期以降も深まっていくことでしょう。
 一方、多摩川探検にも3回行きました。学習参加の保護者の方々にもサポートしていただき子どもたちは休む間もなく笑顔で活動していました。草に隠れる昆虫や水中の生き物を捕まえ、沼に入り、川の流れに触れ木登りにも挑戦、日本一広い河川敷の教室は行けば行くほど魅力が広がり子どもたちの歓声が夏の空にこだましています 。

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