1年3組からのトピック ■年間のテーマ 「だいすき」 植物や動物という“生き物”たちと過ごす1年生の総合は、毎日が大忙し。毎日生長していく植物、多摩川で捕まえた昆虫や魚たち、いよいよやってきた羊のきらら…生き物の恵みを存分に与り、学ぶことのできた一学期となりました。 植物は不思議です。空気中では何の変化もなかった種が、土に植えた途端、すくすくと育っていくからです。ポットに入れたヒマワリの種はあっという間に芽を出しました。今では広い花壇に根を張り、力強く背丈を伸ばしています。“ヒミツの種”も植えました。お米の粒より何倍も小さい種でした。キウイ、カボチャ、梅干し…?!様々に予想をしています。正体が分かるのは、お家で今も育てている夏休みの間。9月の報告が楽しみです。 七夕の日には、多摩川探検に行ってきました。真夏のような暑さの中でしたが、多摩川へ着けば遊びに夢中です。昆虫がわんさかいるからです。野原では、草滑りも楽しめます。3度目となると、みんなが探検上級者。準備満タンに長靴を履く子も多く、満を持して沼へと入っていきます。アメンボやエビ…チョウチョやトンボも出迎えてくれました。 その頃、お留守番していたのは、羊さん。6月の中頃から一緒に暮らし始めました。羊の名前は『きらら』。20以上の候補から選ばれました。やってきたとき、便が柔らかかったことを気にかけていた子が名付けたものです。「きらきら元気に育ってほしい」という願いが込められています。 じめじめした梅雨の時期。体調が優れず、牧場に戻ることもありました。その度心配をし、気にかけ過ごしました。「たのしくうれしくすごせるように」と書かれた日記もありました。きららのことを自分たちなりに考え、行動しました。「首輪は無理に引っ張らずに見守ることも大事だよ」「自信をつけてあげたいです」苦手な段差を渡りやすくするために試行錯誤し、すのこを2枚敷くことで、スムーズに通れるようになったりもしました。 夏の間は、1年生全体で代わりばんこに掃除当番に来ています。「たのしくうれしくすごせるように」今日も誰かが、お世話をしている真っ最中です 。 以前の内容> <戻る |
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