園便り 2025年6月

園便り

今月の園便り 2025年6月

 神さまのお部屋でマリア様とロザリオの話をした後、子どもたちと一緒に祈りました。マリア様はイエス様のお母さん、みんなのお母さん、そして幼稚園のお母さんです。マリア様は世界中の悲しんでいる人、病気で苦しんでいる人のために祈り、子どもたちと共にいてくださいます。「今日病気で幼稚園をお休みしているお友達のために祈りましょう。誰がお休みですか?」と聞いたところ「〇〇ちゃんお休みです。」とすぐに返事がありました。子どもたちは幼稚園を休んでいる友達のことを心にかけており、他者を思いやる心がしっかり育っています。また幼稚園を見学にいらした方が子どもたちの様子を見て「落ち着いていますね。」と感心していました。新年度が始まり泣いたり笑ったりしながら、2ヶ月が経ちました。子どもたちのリズムと保育がしっかり交わり、そこから安心感が生まれているのだと思います。好きなお仕事に集中している姿、楽しそうに絵本を選ぶ姿に成長を感じます。子どもたちはこれからも自分の道を「選ぶ」ことを学び、歩んでいくことでしょう。

 

    ~若い友へ~

 

      人へ向かう目が生れるとき  こころも生まれます

      そのときから  新しい世界への歩みが始まります

      生きることの意味を  さがし続ける歩みが  始まるような気がします

                                   (詩・大原猛)

 

 この詩は他者との出会いを通して日々成長し、互いに支え合うことができるように語りかけているようです。私たちが優しい眼差しを持ち他者とともに歩むことができますように、神さまの導きを祈りましょう。

 

 


                 


 

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