カリタス小学校
カリタス学園
1年3組
1年3組からのトピック

■年間のテーマ
「だいすき ~多摩川・動物・植物とともに~」

●多摩川たんけん ~多摩川だいすき~
 2学期は9月と11月、2回の探検に出かけました。青々と茂っていた草は枯れ、目に入るのは秋色の景色。遊びの腕も上がってきた子どもたちは、今回も知恵を使い工夫を凝らして、多摩川の自然を楽しみました。
 3組で新たに見られた遊びは「ブランコ作り」「家・秘密基地づくり」「リース作り」など。枯れて扱いやすくなった木の枝は、格好の材料でした。工作をしているうちに当初の目的からずれ、弓矢ができたり、花束ができたり…。しかし、自由な発想が柔軟に展開されていくのも子どもの魅力、多摩川たんけんの魅力です。ワクワクした気持ちを顔中に輝かせて、1年生のたんけんはまだまだ続きます。

●いさか ~動物だいすき~
 カリタスに来て早くも半年、羊のいさかもすっかり1年3組の一員です。2学期には、そんないさかの悩みを2つ、解消することができました。1つは、他の2頭のように校庭まで散歩に行けるようになったことです。小屋から離れて行こうとすると、嫌々をして座り込むいさか。お尻をトントン叩いて促したり、懸命に説得を試みたりしていた子どもたちも「いさかは小屋が好きなんだね」と、優しく見守ることにした頃でした。みんなの温かい応援が届いたのか、ある日なんの抵抗もなく、校庭まで行けるようになったのです。これにはみんな大喜び。いさかの成長を本当の母親のように喜ぶ子どもたちです。
 2つめの悩み解消は、茶色く汚れたいさかをシャンプーしてあげたことです。初めは怖がって近づくことさえできなかった子も「真っ白ないさかにしてあげたい」と、泡を手に取り優しくゴシゴシしていました。洗い上がったいさかは「ふわふわ」「きれい」「いいにおい」に大変身。みんなに愛され、幸せいっぱいのいさかです。

●秋のヒマワリ・サツマイモ ~植物だいすき~
 なかなか花をつけなかった1年生のヒマワリが、10月に入りとうとう花を咲かせました。子どもたちは花の中を覗き込み、スケッチにも挑戦。「色んな色が混ざっているね」と、目を凝らしながら観察していました。
 また、秋といえばなんと言っても食欲の秋。畑で育てたサツマイモを、焼き芋にして味わいました。「中が黄色でトロっとしていました」「みつの色は透明で、なめたらすぐに溶けて、とても甘いです」と、その美味しさや感動は日記帳にも綴られています。秋の恵みは自然の恵み、感謝の気持ちをもって自然に触れ合う1年生です。


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