カリタス小学校
カリタス学園
1年3組
1年3組からのトピック

■年間のテーマ
「だいすき ~多摩川・動物・植物とともに~」

●多摩川たんけん ~多摩川だいすき~
 5月の探検に引き続き6月に1回、7月に1回、学年のみんなで多摩川を訪ねました。グループごとに探検の相談をしている時の教室は、いつも以上の活気に満ちています。虫捕り、花摘み、土手滑り…期待に胸を膨らませている証拠です。7月の探検を振り返ると、3組では水遊びを楽しんでいるグループが多かったように思います。夏の日射しを受ける多摩川はきらきらしていて、そこに足を浸し、冷たい水の心地よさにこぼれる笑顔も同じくらい、きらきらと輝いていました。ペットボトルに摘んだ花を入れ、水を入れて香水作りをしているグループもありました。子どもの豊かな想像力にかかれば、どんな場所でも素敵な遊び場に、どんな物でも素敵な遊び道具に大変身するのです。

●羊が来たよ!名前は“いさか” ~動物だいすき~
 1年3組では羊を育てることが決まりました。モコモコしていて可愛いこと、毛を使って編み物ができることが大きな決め手です。白い体に白い顔、白くて細い手足が可愛らしい、2月に生まれたメスの羊。話し合いをした結果、名前は「いさか」に決まりました。「いちねん」「さんくみ」「カリタス」の頭文字をつなぎ合わせた名前です。名前には一人一人大切な意味がこめられていることを話すと、「カリタスは愛の意味だからいい」という意見が出て、多くの支持を集めました。みんなが真剣に考えた名前は、当の羊も気に入ってくれているようです。いさかとの出会いを、「ひつじをさわって かわいくて こころが ひつじみたいに、 じぶんもふわふわで うれしいきもちでした」と、振り返る日記帳がありました。心からの感動を、素直な言葉で表現できる子どもたちです。いさかは3頭の中で一番大人しく、声も小さい羊です。まだ動物に近付くのが怖いという子も、そっと遠巻きに見守りながら少しずつ距離を縮めています。

●ミニトマト・ヒマワリを育てよう ~植物だいすき~
 日差しの暑さが強まるに連れ、1年生のミニトマトも大きく赤く実り始めました。収穫して、早速味見をしてみる子もいます。感想を聞いてみると、「甘かった」「おいしかった」「今まで食べたトマトの中で一番おいしい」など、嬉しい言葉が次々飛び出しました。中には満面の笑みで「んー!」と、声にならない喜びを伝えている子、家に持って帰ってお母さんにあげるんだと、そっとハンカチに包んでいる子もいました。苦手だったミニトマトを、自分で育てたおかげで食べられるようになったという嬉しい報告もありました。今はさらに、学校の花壇でヒマワリの栽培も始めています。夏休みの間もこまめに水をやり、大切に育てていけるといいです。

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