カリタス小学校
カリタス学園
1年3組
1年3組からのトピック

■年間のテーマ
「未定」

 4月の始め。晴れてカリタス小学校の1年生になった38人の子ども達。ひとり一人がどんな動物のお世話がしたいかを、紙に書いて黒板に貼りだしました。移動動物園で出会った馬、ヤギ、羊、ぶた。モルモットやうさぎ。それ以外では、牛やアルパカ、りす、犬が挙がりました。「この動物がいいな」「あの動物がいいな」と盛り上がる中、動物たちも私たちと同じ1つの命を持っていることと、私たちも生まれてから今まで、お家の方々に大切に大切に育てていただいて大きくなってきたことを確認しました。その上で、1年3組でこれからお世話するであろう動物は、「飼う」のではなく「大切に育てる」ことの話をしました。
 では、どうやって決めましょうかと問いかけたところ、早速、自分が育てたいと思う動物について、「食べ物」や「住むところ」「注意しなくてはならないところ」「こんなことができるよ」など、自発的に調べてくる子どもが現れたのです。中には、実際の牛の大きさを調べてノートに書いてきた子どもがいたので、実際の大きさで黒板に牛の絵を描いてみました。その後、1年生が使う動物小屋を見に行ったところ、外からは毎日見ている小屋ですが、中に入った時の子ども達の第一声が、「思ったより狭い!」でした。「牛がいい」と言っていた子どもからも、「一頭なら入るけど、1組や2組の動物が入らなくなっちゃう。」との声が聞こえてきました。小動物を推していた子ども達も、「柵はあるけど、隙間が大きいから逃げてしまうかもしれない。」「小さいと、他の動物に踏まれてしまうから無理かな。」との声。残ったのは、ヤギ、羊、ぶた、アルパカ、犬の5種類。2年生がお世話しているヤギや羊にも会いに行き、今週中にはこの中から決めようと張り切っているところです。

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