■年間のテーマ
「だいすき」
入学してから二ヶ月が経った今、子どもたちは様々なことに夢中になっています。
４月。出会いの季節です。まずは先生たちとの出会いです。「学校探検」では、学校内にいる先生方に自己紹介をし、握手を交わします。続いて、動物たちとの出会い。動物たちがトラックに乗って、やってきてくれるのです。その名も「移動動物園」。グラウンドには、羊、ヤギ、モルモット、うさぎ、ひよこ、かめ、ブタにポニー！子どもたちは、たっぷり準備してきたえさをやったり、動物たちを膝に乗せやさしくだっこしたり…動物たちとの関わりを通じて、「だいすき」がまた一つ増えました。
新緑深まる５月。いざ「多摩川探検」に出発です。そこでは、自分の背丈よりも高くそびえる草花が、あちらこちらに生い茂っていました。そこをかき分け進むと川が広がっています。自然豊かな私たちの第二の教室「多摩川」。虫取りあみで昆虫を捕まえたり、恐る恐るさわってみたり…川岸に着けば水切りをしたり、魚をあみですくったり…たくさんの保護者の方に見守られながら、子どもたちは思い思いに、自然を満喫してきました。
この日一番のスクープである「カメを捕まえた！」という情報は、瞬く間に学校中に広がりました。校内には以前から“くるみちゃん”というカメさんが飼育されているのですが、その仲間ができたからです。名前は“みるくちゃん”に決定。“くるみちゃん”と“みるくちゃん”仲良く過ごしてほしいなぁと願っている３組です。
しかし、忘れてならないのが「一緒に暮らす」のだということ。エサは？水替えは？“どうしたらみるくちゃんが幸せに過ごせるだろう”私たちができることを考えている真っ最中です。
現在は、動物とも一緒に暮らせないかという話し合いも行われています。「たくさんお世話をするからいいですか？」という頼もしい声。エサは？掃除は？調べてきたことを友達に発表します。あ、まずは自分のお支度もできる？さて、忙しくなってきそうです。必要なことをよく調べて、温かく準備万タンで迎えよう。そう心に誓っている６月の中頃です。先日、植物の種も植えました。こちらのお世話もたっぷりとしていきますよ。
＜戻る
