■年間のテーマ
「おかえりふわちゃん」
●お帰りふわちゃん
１年生の終わりに福田牧場に帰った羊のふわちゃん。朝登校しても、「メ～」という朝のあいさつが聞こえてこなくなりました。張り切って動物小屋の掃除をしていた子どもたちも、何だか手持無沙汰。遊びに専念できるのは有り難いのですが、だんだんと寂しくなってきました。
「２年生になってもふわちゃんのお世話を続けますか？」との問いに、ほとんどの子どもたちが、「もちろん！」と即答しました。しかし、３人の人が、「ううん」との返事。理由を聞いてみたところ、２人は、「他の動物のお世話もしてみたい」とのことでした。クラスの皆の必死の説得の末、２人は、「やっぱりふわちゃんに帰ってきてもらいたい」と、気持ちを切り替えてくれました。残るは１人。理由を尋ねたところ、「お散歩の時、リードを持てなかったのが嫌だった」「動物当番のグループが嫌だった」との返事でした。「よかった！」それを聞いた子どもたちの顔に、安堵の表情が浮かびました。どうしてかというと、２点とも、自分たちでどうにかできることだったからです。「○○ちゃん、リードいつも持っていいよ」「先生、新しいグループは、○○ちゃんが好きな人にしてあげて」教室のあちらこちらから、こんな声が聞こえてきました。
「私たちのこと、覚えているかな？」との皆の心配をよそに、一回り大きくなったふわちゃんが帰ってきました。「メ～」元気一杯なふわちゃんとの生活が、再び始まりました。
●お泊り会に向けて
２年生は、６月末に学校に１泊します。その際、夕ご飯にカレーを作るのですが、そのカレーに入れる野菜(玉ねぎ・じゃがいも・にんじん)を１年生の時から育てています。
それと共に、１年生の為に育てたチューリップの植木鉢がそろそろ空きそうなことに気が付いた子どもたちが、「わたしの野菜を育てたい」と言い出しました。どの野菜がいいかを調べ、１人一鉢、サラダに使う野菜を育て始めました。
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