カリタス小学校
カリタス学園
3年1組
年2組からのトピック

■年間のテーマ
「創作劇『小悪魔マリー(仮)』」

 1学期に「世界に一つだけの、自分たちの物語を劇にしよう!」と決めた子どもたち、いよいよ本格的に劇作りをスタートしました。やりたい役ができるから、というのがオリジナルストーリーに決めた一番の理由なので、全員がやりたい役を登場させないわけにはいきません。小悪魔、宇宙人、魔女、妖精、探偵、ペット好きな人、おばけ…これらがすべて出てくる物語を考えるのは簡単ではありませんでした。
 夏休みに都合のついた有志6名で集まって相談し、小悪魔が友達を突然石にしてしまう、というストーリーを考案しました。その石像を宇宙人がさらっていって、それを探しに探偵やペットが活躍するようにすれば、みんな登場できそうです。2学期になってからみんなにも話したところ、みんなも納得してくれました。それをもとに、場面を区切り、分担して台本作りに入りました。しかしやりたいような場面のセリフを作っていくのもなかなか難しく、うまくいきません。何度も何度も作り直し、徐々に良くしていきました。
 同時に、小物や衣装作りも進めます。宇宙人のUFOや石像は特に力作です。ペットの愛犬もとってもかわいいのができました。魔女のぼうしやマントも型紙をとるところから行う本格派。もともと「物作りがしたい」という子が多かったこともあり、物作りの時間は笑顔いっぱいにどんどん進んでいきました。
 タイトルもそろそろ決めたいね、ということで話し合ったのですが、ここにきてお話の全貌がみんなくわしくわかっていないことが発覚。場面毎にあらすじを書いてお互いに読み合って確認しました。また、みんなが観客に一番伝えたいこともはっきりしました。タイトルは、主人公の『小悪魔マリー』は入れようということになったのですが、もう一言加えたいね、ということなのですが、いくつかの案から絞り切れずに二学期は終わってしまいました。
 台本も一応最後までできあがり、一度、劇にしてみることになりました。それぞれの場面毎に練習し、いよいよ通し練習です。なんとかお話になってはいるものの、観客からするとまだ話しが飲み込めないできばえ。偶然兄弟クラスの3年3組も総合で劇をしているので、交流会で劇を見合いました。3年3組はほぼできあがっている!声もいい!演技もいい!やっと劇の練習に入ったばかりの4年2組にはとてもいい刺激になりました。
 さあ、本番に設定した学習発表会まであと約2ヶ月。もうあまり時間はありません。ハッピーエンドを目指して、クラス一丸となって三学期もがんばります。

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