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カリタス学園について
「CARITAS」という名の学園
CARITAS、それはラテン語の「愛」です。
この名称は「普遍的愛の母」と呼ばれた聖マルグリット・デュービルが創立した
「カリタス修道女会」の名に由来しています。
聖マルグリット・デュービルはキリストの人間愛に動かされ、
民族や国籍、宗教や文化の壁を越えて、恵まれない人々を彼女の心に抱き、
「愛の奉仕活動」に生涯を捧げました。
その後、彼女の遺志を受け継いで、メール マルセル・マレは
「ケベック・カリタス修道女会」を創立。
カナダの古都、ケベックに蒔かれた「愛」の種は 1953年、太平洋を渡り、日本の地に運ばれました。
太陽の昇る国、日本を目指す三人のシスターたちの心には、
CARITAS「愛」の種を実らせたいという情熱だけがありました。
荒廃した戦後の日本に、キリストの教えに根ざした真の価値を伝える、CARITAS「愛」の学園を・・・
1960年、大勢の善意ある人々の協力のもとに、CARITAS「愛」という名の学園が誕生しました。
そして50年。CARITAS は、園児、児童、生徒、学生たちが、
キリスト教的 CARITAS「愛」の心で、
自己の人格を磨き、他者のために尽くす CARITAS「愛」をもって、
社会改革の担い手となるよう育んで参りました。
私たちは、この世のすべてのものを失ってもなくならない価値、
一人ひとりのなかに隠されている CARITAS「愛」の灯を、これからも学園に、地域社会に、
日本そして世界のいたるところに大きく掲げていく所存です。