本文
信・開花・交わり・奉仕
信
Le Pere éternel fait l’objet de ma grande confiance.
『私は永遠の父なる神様に大きな信頼をよせています』
聖マルグリット・デュ-ビルの言葉
神に心を開き信頼する人間を育てる教育
限りない可能性とともにさまざまな限界や弱さをもつ人間。私たちはそのようなものとして“永遠なるもの”にあこがれます。 カリタスの子どもたちは、落ち着いた思いやりあふれる環境の中で、この永遠なるもの「神」に気づき、 神への信頼と感謝のうちに世界や人生の意味を理解していきます。
開花
Comme une fleur qui s’épanouit,
développer tous ses dons ...
『開花する花のように自分のすべての可能性を伸ばす』
一人ひとりの可能性を十全に伸ばす教育
人間は一人ひとり神から生命・知性・自由意思を与えられ、神に愛されているかけがえのない存在です。カリタスでは、子どもたち一人ひとりが神から与えられたそれぞれの才能を充分に伸ばし、社会に貢献できる自律した人間へと成長していきます。
交わり
Borderless love Amour sans frontieres
『わたしは新しいおきてをあなたたちに与える。
互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたたちを愛したように、
あなたたちも互いに愛し合いなさい』
イエスの言葉 ヨハネ13章
普遍的愛の心を育てる教育
『普遍的愛の母』と称えられる聖マルグリット・デュービル。カリタスの子どもたちは、「互いに愛し合いなさい」というイエスの呼びかけに応えて、創立者の生き方にならい、 身近な人々だけでなく、民族や国籍、宗教や文化を越えてすべての人々を愛することを学んでいきます。
奉仕
Service
『先生、ぼくは長い間、神を探してきた。しかし、見つからなかった。長い間、自分自身を見出そうとした。でも、わからなかった。しかし、自分を必要としている人に奉仕したときに、神を見つけ、自分を見つけ、他の人がなんであるかということがわかりました』
富田神父様の言葉
(教え子からの手紙より)
福音的社会をめざして奉仕する人間を育てる教育
福音的社会とは「最も小さな者」が尊重される、愛と平和と正義に満ちた社会のことです。カリタスの子どもたちは、「仕えられるためではなく、仕えるためにきた」と言われたイエスの教えに従い、人のため、特に恵まれない人々のために奉仕できる人間へと育っていきます。