活動の様子
6月
〇子育て支援講演会
「聖歌についてのお話と先生たちによるてづくりコンサート♪」
木田シスターより聖歌のお話を聞き、先生たちが楽器を弾いたり、ダンスを踊ったり、みんなで歌を歌ったりして楽しい時間を過しました
演奏で使う楽器の紹介 ハンドベルで♪たなばた
年長児が昨年のスポーツデーの時に踊った
♪もったいないおんど♪をみんなで踊りました
〇年長児 将棋とダンス体験
自己選択して、将棋とダンスの体験をしました
・将棋
日本将棋連盟からお越しいただいた磯辺先生にご指導いただき、将棋は宝物の取り合いゲームであるということや、礼儀や作法を大切にしていることなどを丁寧に教わりました
・ダンス
上村先生によるダンス体験
たくさん身体を動かし汗をかいて、心ひとつにみんなでダンスに取り組み、楽しい時間となったようです
〇保護者のためのモンテッソーリ勉強会
第2回目は、感覚教具の紹介と体験
〇健康診断
年少さんにとっては初めての健康診断
眼科は自分であっかあんべ~をして眼を診てもらい、
耳鼻科は♪ブタさんブタさん♪でお鼻を診てもらいました
〇図書の貸し出しが始まりました
図書司書の先生に貸し出しのしかたを教わり、自分で好きな絵本を選びます
〇6月の誕生会
お楽しみは「歯と口の健康週間」にちなんで、むし歯にならないためのお話を聞きました
歯のバイキンの踊りにビックリしている子どもたち
最後は、みんなで♪歯を磨きましょ、シュッシュッシュ♪の歌を歌いました
〇参加型体操参観
各クラスごと保護者と一緒に元気よく身体を動かし、楽しい時間を過しました
朝のお祈り
準備体操
準備体操
マッスル!おさる 出発進行!
走って描いて ハイ!ジャッキー
〇クラスの様子
『球』と『円』
感覚教具の中に、『幾何立体の籠』(触覚による立体識別感覚の教具)と『幾何たんす』(視覚による図形認識の教具)というものがあります。感覚教具を通して、五感を使いながら整理づけて考えていくという経験が、抽象概念を理解する助けとなったり、数学や幾何へとつながっていくとも言われています。今回は、その中から『球』と『円』にスポットをあてた活動を行いましたが、縦割りクラスでの学び合いの活動へと発展していきましたので、その様子をお伝えします。
『球』と『円』は同じ?違う?
「これ何?」子どもたちに聞いてみると、「まる~」「球」「円」・・・。「2つとも同じ?」と聞くと、おしごとでやったことがあった子どもたちが、「こっちが球で、これが円だよ」と教えてくれました。順番に見たり触ったりしてみた後、「球ってどんな感じ?」と聞くと、「スベスベしている」「転がる」「ボールみたい」「顔みたい」「目玉みたい」・・・。「じゃぁ円は?」と聞くと、「ぺったんこ」「裏がある」「バッチについているバスコースのシールみたい」・・・。見たり触ったりする中で、子どもたちはそれぞれの特長を捉えていったようでした。
『球』と『円』を作ってみよう!
「球は粘土なら作れると思う」という子どもたちの声が上がり、早速粘土で球作りに挑戦。球作り成功のポイントを子どもたちに聞いてみると、「スベスベにして、転がるように作る」ということで、球を再度触ってみたり、机の上で転がしてみたりし、特長を再確認してから作ることに。出来上がると、教具と比べてみたり、作った球を転がしてみたりする姿が見られました。別日に、幾何たんすの枠をなぞっての円作りにも挑戦しました。円作り成功のポイントを子どもたちに聞いてみると、「ずれないように型を取ることと、ギザギザにならないようにハサミで切る」ということでした。
青さん先生の活躍 ~縦割りクラスでの学び合い~
「赤さんも球や円を作ってみよう!」ということで、青さん先生の力を借りることに。球作りは粘土で。
円作りは型取ったり、きれいに切ったりすることは少し難しいところもあるので、『貼る』おしごとの円を
使うことに。子どもたちが多量の糊でベタベタに貼っていることが気になっていたので、“糊は必要な
分だけ出し、全面ではなく、まわりにつけるだけで大丈夫”ということを、まずはみんなで確認しました。
教えるということは、どうしたら小さい友達が理解できるのか、やってあげるのではなく、赤さんが自分
でやれるようにするにはどうしたらいいのか・・・。大変なこともたくさんありましたが、小さい友達のた
めに自分の力を使えたことに喜びを感じ、嬉しさでいっぱいといった青さん先生たちでした。そして、
赤さんが上手にできたことを自分のことのように喜ぶ姿が、とても微笑ましかったです。赤さんも、青さ
ん先生に新しいことを教えてもらい、とても嬉しそうでした。この間、黄色さんは、自分1人の力で、2個
目の球作りや円作りに取り組む姿が見られました。今後も、縦割りクラスならではの楽しい活動を、ク
ラスのリーダーである青さんの力を借りながら取り入れていきたいと思っています。
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