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教育目標.1カトリック教育
「祈りの時間が豊かな心を育てます。」
祈りの時間は、とても気持ちの良い時間です。
ゆっくりと息を吸って心と身体を静かにさせ、心地よさの中で子どもたちは神に心を向けていきます。
人と生きものをいつくしむ「心の教育」
カトリック教育の理念に基づき、神に心を開き信頼する人間を育てます。
私たちが神に愛されて生かされていることに気づき、喜びと感謝の心をもって生活することができるよう育みます。また、私たちは子どもたち一人ひとりが神から与えられた才能を十全に引き出し、その才能を伸ばしていきます。
そのため、考え方の違いや個性を認め合い、互いに磨き合って共に成長していこうとする雰囲気作りを大切にしています。創立者の精神にならい、他者への思いやりと奉仕の心を育てるため、宗教教育を軸に生活の中に祈りの時間を設けています。またマリア祭、クリスマスミサなどの宗教行事も行い、心の教育に力を入れています。
祈りにはじまり祈りに終わる
毎日の学校生活が、祈りに始まり祈りに終わるように組まれ、学校の中に落ち着いた生活を作ることが大事にされています。
読書タイムの後、朝の黙想が始まります。静かな音楽が流れる中、ゆっくり呼吸をし、心と身体を落ち着かせ、静かな時を持ちます。情緒を安定させ、深く物事を捉えようとする資質を育てます。黙想が終わると全校で聖歌を歌い、朝の祈りを唱えます。
宗教の授業
授業の始まりで祈りの時間を設けると共に、聖書を通してイエスの生き方を学びます。高学年になると、イエスに倣った生き方を現実世界の中で、どのように実行していくかを考え、「WFP国連世界食糧計画」の活動に参加したり、実際にイエスのように生きた人について学んだりします。WFP主催の作文コンクールでは、毎年受賞者が出ています。
募金活動
各クラスで募金活動が進められています。
特にインド・バングラデッシュの子ども達へ教育資金を送金する活動は20年以上続いています。「しおむすびの日」を設け、おかず代を募金に回す活動が広がっています。
宗教行事
5月のマリア祭、6月の学年ミサ、10月の創立記念の集い、11月の点灯式、12月の待降節の集い、クリスマス会、3月の感謝ミサなど、様々な宗教行事を子ども達が中心となって準備します。感謝の心をもって仕える人となっていきます。
宗教センター「野菊の家」
学園内に宗教センターが置かれています。
子ども向けの活動の他、保護者向けに「カトリック入門講座」「聖書を味わう会」「祈りの会」など様々な講座が用意されています。「ChezMargo(シェ・マルゴ)の会」と呼ばれる料理教室もあって盛況です。また「父親の会」もあり、学園司祭を囲んで、家族のあり方、社会の課題など、キリスト教の価値観をもとに皆で考えていきます。時には飲み会もあり楽しい会となっています。
宗教センター「野菊の家」ホームページはこちら