2年生多摩川たんけんに行ってきました

10月になっても暑さが続いていますが、木々や川辺を吹き抜ける風は心地よく、自然の中での探検はとても楽しいものとなりました。久しぶりに訪れた多摩川で、子どもたちは大喜び!それぞれが工夫を凝らして遊び、学びを深める姿が印象的でした。

ガマの穂をソーセージに見立ててお店を開く班、小道具を使って「多摩川劇場」でお芝居を楽しむ班、落ちている枝を使って自分たちの快適な家を作る班、また虫取りやシーグラス拾いなど、思い思いに自然を楽しむ姿がありました。

「バッタってこんなに飛ぶんだね!初めて見たよ」「弱っているトンボを見つけたから、安全な場所に逃がしてあげたよ。元気になるといいな」「今日はたくさん笑った!」と、子どもたちの感動の声があちこちから聞こえてきました。

自然の中での学びは、体全体で感じ、考え、表現する貴重な機会です。同じ環境で共有する体験は、友達同士の会話をさらに弾ませてくれます。

また、学習に参加してくださった保護者の皆様が、子どもたちの「やりたい!」という気持ちに寄り添い、一緒に楽しんでくださったおかげで、子どもたちは今日も存分に楽しむことができました。子どもたちの満足そうな笑顔を嬉しく思うのと同時に、見守ってくださった保護者の方々へ感謝の気持ちでいっぱいの一日となりました。

1年生、宗教の授業参観を行いました

9月27日、雨天により多摩川探検が延期となったため、1学期の参観日で急な中止となった、宗教の授業を保護者の皆様に見ていただきました。

宗教の授業では、宗教室に入り、最初にお祈りをします。いつも天真爛漫な1年生が、落ち着いて静かにお祈りをしているという普段とは違う様子を、保護者の方は優しく見守っていました。

前回までに、1年生は「せかいのはじまり」というテーマで、絵本などをもとに天地創造について学んできました。そこで、天地創造をモチーフの一つにつくられた、新棟のランチルームにあるステンドグラスを見に行きました。「どのステンドグラスが好き?」と聞くと、「全部!」と答える純粋な子どもたちが素敵です。

カリタス小学校の宗教の時間について、保護者の皆様に知っていただける機会となりました。本来行くはずだった多摩川探検は、日程を変更して行います。今回学んだことを踏まえ、多摩川に生息している生き物も、すべて神様が創り出した命であることを、子どもたちに感じてもらえたらと思います。

4年1組「カリタス夜空連」が『踊れ西八夏まつり』に参加してきました

総合で昨年度から阿波おどりに取り組んでいる4年1組「カリタス夜空連」は、9月7日の土曜日、『踊れ西八夏まつり』に参加してきました。

西八王子駅で開催されるこのお祭りは、「阿波おどり」だけでなく、今年は同日に「エイサー」、翌日には「よさこい」と、三つもの伝統芸能が味わえる特別なお祭りです。
一学期、クラスの一人が『踊れ西八夏まつり』が開催されることを知り、直接連絡をとって参加を申し出たところ、「カリタス夜空連」の出演を認めていただきました。

とても暑い日でしたが、陽が傾き、どこか涼しくなって、「いよいよだ」という空気感に包まれてきました。
一つ目の演舞場は、駅前広場。大勢のお客さんに囲まれた「THEステージ」と言える場所です。お囃子の音とともに、晴れ舞台に踏み出していきました。はじける笑顔と真剣な顔つきで、そして堂々と、しなやかに…みなで踊りきることができました。
二つ目最後の演舞場は、東商店街。道幅がぐっと狭くなり、お客さんがすぐそこに。この熱気と臨場感は、商店街だからこそ味わえるものでした。今年は、お囃子の楽器に挑戦する子もいて、昨年度以上に“みなでつくった夜空連”をお見せできたのではないかと思います。

今年度は、阿波踊りと並行して、「絶滅危惧種を助けるための募金」も行っています。踊りの興奮冷めやらぬ中、すぐに街頭に立って声を張り上げました。「踊り上手だったよ」と声を掛けてくださる方もいらっしゃり、街の方のあたたかさにも触れたかけがえのない時間となりました。

最後は、みな異口同音に「楽しかったー!」と、心満たされた様子でした。

お祭りに出させてくださった『踊れ西八夏まつり』の関係者の皆さま、街頭でご声援や募金を恵んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

これを力に、これからも、「みなを笑顔にしたい」と意気込む“カリタス夜空連”の活動は続いていきます。