今年も106名の子ども達が… 卒業式

今週、桜の開花宣言があちこちで聞かれるようになりました。この神奈川(横浜)も昨日、開花宣言が出され、日中はぽかぽかした陽気の日々が続くようになりました。
 そんな春の暖かな陽気の木曜日。2020年度の卒業式が行われ、第53期の卒業生106名がカリタス小学校を羽ばたいていきました。
 コロナによる緊急事態宣言がまだ告げられている中なので、卒業式にはいつも参加している在校生(4・5年生)は参加できません。卒業生と保護者の方々、そして教職員という形になりました。そして、コロナ禍ならではの新しいスタイルの卒業式の工夫を取り入れました。ソーシャルディスタンスはもちろん、会場内にカメラを数台設置し映像を流したり、在宅でもその様子が見られるようにオンライン配信をしたりと試みました。
 式の後半には、卒業生の子ども達が自分たちの6年間をふり返りシュプレッヒコールを行います。これも、いつもなら在校生と顔を見合わせながら言葉の投げ掛けをするのですが、今回は、ひな壇上に並び、会場の方々、そしてカメラの向こうに居る方々へ向けて声を発しました。卒業生一人ひとりの顔がしっかりと伝わったのではないかと思います。
 そのシュプレッヒコールの中で、卒業生から「私たちの大好きなカリタス小学校をよろしくお願いします」というメッセージがありました。学校を巣立っていく卒業生から次を担う在校生へと願いが受け継がれました。

 卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん。
 本当におめでとうございます!
 いつまでも、カリタス小学校を、そして仲間を忘れずにいてください。

感謝ミサ

1年間の神様からのお恵みに感謝し、卒業する6年生の前途に神様の祝福があるようお祈りする感謝ミサが行われました。今年は6年生と1年生が体育館で、他の学年は教室からzoomでミサに与りました。
学園チャプレンの保久神父様のお話では、校名の「caritas」は「愛」であり、愛とは「繋がっている」ということだと教えていただきました。神様と繋がっていれば私たちには「愛」が約束されているのだから、カリタス小学校から巣立っていっても私たちは神様のもとに一つに繋がっているとお話してくださいました。