ロベルジュ先生ご逝去

カリタス幼稚園と小学校でフランス語を教えて下さったロベルジュ神父様が8月9日、90歳で亡くなられました。上智大学フランス語科を定年退職された後、まずはカリタス小学校で、そして次いで幼稚園で、子どもたちにフランス語、特にそのイントネーションやリズム、発音を身体全体で感じて表現するVerbo-Tonal法で楽しく教えてくださいました。社会人になった卒業生からは「幼稚園で初めてフランス語を教えていただいたあの青い目のおじいちゃまがロベルジュ先生だったのですね。あの時に覚えた歌や詩は忘れていません」というメッセージも届いています。今でも、幼稚園と小学校2年生までは、ロベルジュ先生とパリのグラディッチ先生(2018年3月逝去)とが共同開発されたテキストを使って授業をしています。週一回のフランス語授業ですが、6年生が仏検5級やDelf Prim A1に合格できるのも、最初にフランス語のプロソディーをきちんと耳に入れているからでしょう。安らかな眠りをお祈りいたします。