卒業式

2023年度の卒業式が行われ、103名の卒業生がカリタス小学校を旅立ちました。
卒業証書を受け取る6年生の背中を、教員、保護者、在校生の5年生が見守りました。写真にある通り、小学校の新棟建築・本棟改築に携わっている戸田建設さんもお祝いの気持ちを届けてくれました。今日に限らず、小学校生活6年間を通して、沢山の方々が子どもたちの育ちを願い、見守ってくださいました。
「卒業生・在校生のことばと歌」では、6年生がこれまでの歩みや総合での学びをシュプレッヒコールとして伝えました。それに応えるようにして、在校生の5年生からも呼びかけを行い、皆で「旅立ちの日に」を歌いました。
最後、退場する6年生を温かく包み込むのは、歌「きみがだいすき ずっとだいすき」。卒業生が1年生の頃から歌い親しんできた曲です。低学年の時に大切に育てた3頭のひつじの名前も入っています。

♪ひつじのあかり マロとふわり
3匹ならんで グランドおさんぽ
きみがだいすき きみもだいすき
ずっとだいすき きょうもだいすき
いつもだいすき みんなだいすき
ずっと ずーっとだいすき
ずーっとずーっと だいすき

6年生のみんな、これまでありがとう。
そしてこれからも、ともに祈り、学び、仕える人に。
卒業、おめでとうございます。

アスフェス ~開校60周年記念~

天気に恵まれた中、アスフェス(CARITAS Athletic Festival)が開催されました。今年度は全学年での応援合戦や鼓笛隊、高学年演技でのピラミッドなど、コロナ禍以前に行っていた文化が復活しました。
また、今回はカリタス小学校開校60周年記念ということで、「きみがだいすき ずっとだいすき」の60周年記念バージョンの歌唱&ダンスのお披露目があり、さらに児童・教員はともに、体操着ではなく、60周年の記念品として作成したおそろいのTシャツを着ました。
この日校庭で見られた熱意や団結は、これからもますます輝いていく未来を感じさせてくれます。今後も70周年、80周年・・・と続いていきますように。

創立記念の集い

学園の創立記念日に先立ち、創立記念の集いを行いました。
今年、小学校は創立60周年。今年は、久しぶりに代表児童による聖マルグリット・デュービルの劇と、キャンドルサービスを行いました。シスター役の児童から徐々に広がっていくろうそくの火が、デュービルの精神が今に受け継がれているのを象徴的にあらわしているようでした。

第二部では、学園創立に尽力された3人のシスターたちの映像を見ました。1952年、カナダのケベックカリタス修道女会から3人のシスターが、3週間にも及ぶ船旅を経て日本に派遣される、その出発の時の様子を映した映像でした。いつもは、写真や肖像画でしか見ることのない3人のシスターが、実際に派遣式に与り、にこやかに微笑む映像を見て、ぐっと身近につながりを感じることができたと思います。

これからの学園を担っていく私たち一人ひとりが、聖マルグリット・デュービルの愛と奉仕の精神と3人のシスターの思いをふり返るかけがえのない時間となりました。