心1つに学年ミサを行いました! ~5年~

カリタス小学校では、宗教的な節目に全校でミサを行います。全校児童が体育館や講堂に集まり、心1つにしてお祈りする時間はとても大切な時間です。

4年生以上になると、年に1回学年だけでもミサを行います。それが学年ミサです。5年生は、火曜日に学年ミサを実施しました。
ミサの司式はもちろん神父様ですが、その他の侍者や先唱、聖歌の伴奏といった役割を全て子ども達自身で行います。神父様と子ども達の手で創りあげていきます。ですから、子ども達は「これやりたい(やってみたい)」という意欲をもって臨み、そこでの祈りを大切にしてくれていると思います。

今回の学年ミサでは、事前の宗教の授業に子ども達からミサに関する疑問を集めていました。その疑問を神父様にお預けし、ミサの中でお答え頂きながら進むスタイルでした。「ミサはいつ頃から始まったの?」「ミサには決まりがあるの?」「どうしてパンと葡萄酒を食べるの?」など、改めて聞かれると「何だろう?」「何でだろう?」と思うことばかり。素朴な子ども達の疑問に神父様はミサの中で答えてくださいました。

保護者の方も大勢参加してくださり、一緒にお祈りできる素敵な時間を過ごしました。

6年生 学年ミサ

7月2日(火)、6年生が学年ミサに与りました。学年ミサとしてミサに与ることができるのは小学校生活でこれが最後です。保久神父様も、冒頭に「もうベテランですね」と子どもたちに言葉をかけてくださいました。

学年ミサは、子どもが司会・侍者・朗読・共同祈願・音楽隊を担います。もちろん司式をしてくださるのは神父様ですが、どこか、子どもたち自らがこのミサをつくり、進めている雰囲気のある特別なミサです。席についている周りの子たちも、目の前で頑張っている友だちの姿を見守っていました。

神父様は私たちに「ミサは食事なんだよ」と教えて下さいました。かつてイエス様が「このような食事を続けていってね」と伝え、こうして私たちがミサを開き続けています。長い歴史の中で、イエス様がずっと私たちの中にいてくださっていることを感じるお話でした。

ミサが終わってから子どもの声を聞いてみると、「去年より落ち着いて参加できた」と言っていました。「歌が上手だったよ」という校長先生からの伝言を担任が子どもたちに伝えると、嬉しそうな表情をしていました。

神様、今日こうして6年生と私たち教員、そして参加してくださった保護者の方とともにミサに与ることができたことを感謝いたします。私たちが「ともに」あることを改めて感じる時間となりました。これからも私たちが「ともに祈り、学び、仕える人に」なるために、互いを大切にして過ごすことができますように。

マリア祭

5月はマリア様の月です。マリア祭では各クラスの代表が献花し、共同祈願を行い、マリア様に心を合わせて祈りました。聖歌は「天のきさき」「マリアさまの心」を歌いました。その後に、ESA(アジア教育支援の会)の辻さんから、支援先の学校についてのお話を、写真や動画と共に伺いました。私たちが日頃行っている募金活動がどのような形になっているのか、どのように届いているのか、現地の方々の温かさや子どもたちの元気な声・笑顔から知ることができました。今後も、塩むすびの募金や日々のお祈りを続けていこうと思います。