お世話になった中高の校舎~6年生の大掃除~

今日は全校で学期末の大掃除をしました。6年生の担当はお隣の中高の校舎です。実は、新棟建築及び既存校舎の改築に伴って、1学期の一定期間、6年生は中高で生活をしていました。その後片付けとして、“立つ鳥跡を濁さず”ではないですが、お世話になった校舎を掃除することになったのです。(子どもたちとの掃除に夢中になって写真を撮り忘れてしまいましたが、ご覧の通りピカピカになりました。)

中高での生活がスタートした当初は、慣れない校舎と中高の生活に合わせることに必死な毎日でした。移動も多く、間借りする緊張感もある中、6年生の子どもたちはよく頑張ってくれました。2学期からは、新しい専科教室やランチルームなどを使うことができます。楽しくのびのび過ごしてほしいです。

6年生 学年ミサ

7月2日(火)、6年生が学年ミサに与りました。学年ミサとしてミサに与ることができるのは小学校生活でこれが最後です。保久神父様も、冒頭に「もうベテランですね」と子どもたちに言葉をかけてくださいました。

学年ミサは、子どもが司会・侍者・朗読・共同祈願・音楽隊を担います。もちろん司式をしてくださるのは神父様ですが、どこか、子どもたち自らがこのミサをつくり、進めている雰囲気のある特別なミサです。席についている周りの子たちも、目の前で頑張っている友だちの姿を見守っていました。

神父様は私たちに「ミサは食事なんだよ」と教えて下さいました。かつてイエス様が「このような食事を続けていってね」と伝え、こうして私たちがミサを開き続けています。長い歴史の中で、イエス様がずっと私たちの中にいてくださっていることを感じるお話でした。

ミサが終わってから子どもの声を聞いてみると、「去年より落ち着いて参加できた」と言っていました。「歌が上手だったよ」という校長先生からの伝言を担任が子どもたちに伝えると、嬉しそうな表情をしていました。

神様、今日こうして6年生と私たち教員、そして参加してくださった保護者の方とともにミサに与ることができたことを感謝いたします。私たちが「ともに」あることを改めて感じる時間となりました。これからも私たちが「ともに祈り、学び、仕える人に」なるために、互いを大切にして過ごすことができますように。

6年生 岩手県宿泊活動 雫石編

2日目は雫石を訪れました。

各グループがお世話になる農家さんに分かれて、それぞれの農家さんのお仕事を体験しました。あるグループでは、リンドウの栽培をされているということで、苗を植えたり、出荷に向けた準備作業を手伝いました。
学校で過ごすだけでは決してできない体験を通して「お花はこんなに大変な作業があってはじめてお店で売られるということを知りました」「私は自分でいくつかの植物を育てているけど、こんなにたくさんの数を育てる大変さがわかりました」という感想をもち、農家さんに伝えていました。

お日さまと岩手山と田畑に囲まれて充実した1日を過ごすことができました。