1年生 秋の多摩川たのしいな

 27日はスカッと晴れました。1年生の多摩川探検は抜けるような空の下、みんなが溌剌と活動しました。五度目になるので子どもたちは縦横無尽に河川敷を駆け回ります。秋の風が柔らかく吹き抜け、枝の木の葉を揺らしました。沼のザリガニ、草むらのバッタやカマキリが子どもたちの好奇心をくすぐります。活動にも幅が広がりはじめ、草すべりやスケッチ、基地づくり、木の実集めなどに夢中になった子どもたちもいました。通う度に新たな発見が溢れる多摩川探検です。

1年生 実りの秋 収穫のよろこび

 6月から土の中で大きく膨らんでいたサツマイモの収穫をしました。雑草を抜き、水を与え、葉っぱを裏返して日々見守り続けてきた1年生は大喜びです。交代で畝に入り、力を合わせてたくさんのおいもを掘り出しました。子どもたちの歓声が天高い秋の空に響いたのです。

1年生 学年みんなで

 1年生はクラス毎に羊や山羊を育ててきました。3クラス毎に飼育していますが、感覚の中では学年で3頭を見守っている感覚があるのです。これは子どもたちのいとなみと一緒です。何故ならば、オープンスペースの壁のない空間で全クラスが4人に見守られて暮らしているからです。さて今月のある朝、3組の子どもたちが羊のキララの回りに集まっていました。よく見ると担任の先生もその輪の中にいます。お散歩に出て行くことにためらいがあるキララを無理強いすることなくどうしたら歩き出すのかを考えていました。キララの表情を見つめながら。そしてある日の昼休み、散歩を終えた1組のみらい(羊)と2組のユキ(山羊)が走って小屋に戻って行きました。動物も子どもたちも一つのかたまりになって笑顔です。きっとカリタスの動物たちは数えきれないくらいの仲間に支えられていることを知っているはずです。