1・2年生 チューリップの鉢植え

 

12月に入って急に気温が下がって冬らしい日が続く中、1年生と2年生は、来年の春に入学してくる新1年生を迎えるために、一人一つずつ植木鉢を準備し、チューリップの球根を植えました。去年、1年生のために、同じようにチューリップの球根を植えて準備をしてくれた2年生が、1年生一人ひとりについてくれて、植木鉢の土の入れ方や花の苗と球根の植え方を優しく教えてくれました。毎年、カリタスではこのようにして、2年生が1年生と一緒に準備します。今はまだ、学校で一番小さな学年の「1年生」ですが、来年の4月には、一つお兄さんお姉さんとなって、新入生を迎える立場になります。そして、新入生のお世話をしたり教えてあげたりする立場になります。
コロナ感染拡大がなかなか収束しない中で、残念ながら来年度入学してくる新1年生の「一日入学」は中止となってしまいましたが、カリタスの子どもたちはみんな新入生に会えるのを楽しみにしながら、迎える準備を少しずつ始めています。
新入生を迎える準備をしていくことで、お世話をしてもらう立場からお世話をする立場へ、1年生の子どもたちも少しずつお兄さんお姉さんになっていきます。

4年生「大根 大収穫祭」

 

4年生の社会では、カリタスのある神奈川県を調べ学びながら、「大根」についても詳しく学んできました。ひとつのことにこだわってやっていく、自分たちで経験していくのが「カリタス流」です。

「12月4日 三浦大根をこぐ!」
4年生は三浦市へ社会科見学に出かけました。今年は例年のルートとは違い、横浜を通って、三浦市へと向かいました。横浜三塔など横浜に残る近代建築をバスの車内から見学しました。バスガイドさんのお話と街並みから横浜の歴史を感じることができました。
一面の大根畑が子どもたちを出迎えてくれました。子どもたちの歓声とともに「これから大根をこぐ!」と楽しみにしていた気持ちが子どもたちの表情にも表れていました。
お世話になっている農家の方から大根のこぎ方と選び方のアドバイスをいただき、子どもたちは三浦大根の収穫にとりかかりました。「抜けない!」という声も聞こえましたが、友だちと協力して立派な三浦大根をこぐことができました。
農家の方にたくさんの質問をしました。一つひとつていねいに答えてくださる姿に、三浦という土地への愛着、大根への愛情を深く感じました。
農家の方が手間をかけ大切に育ててくださった三浦大根。葉っぱから先までおいしく堪能していただきました。様々な形での美味しいレシピが各クラス届いております。

「12月17日 とんもり谷戸の大根教室」
今年は宮前区の初山にある「とんもり谷戸」での「大根教室」にも参加し、「収穫の日」を迎えました。希望者のみでしたが、60名の子どもたちが参加しました。雨の日が少なかった分、大根たちはすくすくと育ったようで、どれも見るからに大きな大根たち。抜くのも一苦労ですが、友だちと協力して頑張って抜くと、三浦大根と同じくらい大きく育った青首大根にびっくりです。

「12月22日 カリタス産 大根収穫」
12月22日は終業式です。9月の大根の種まきから始まり、終業式に「収穫」となりました。途中、校庭を散歩する山羊さん、羊さんに葉っぱを食べられながらも、ついに収穫です。大根をこぐ作業も大切ですが、友だちと譲り合いながらこぐ姿や、どの作業も気持ちよく引き受ける4年生の子どもたちの姿がとてもまぶしく見えました。

仏検合格証書授与

11月15日(日)に本校を準会場として実施されたフランス語検定5級の結果が届きました。今年は、保護者6名を含む42名が合格しました。合格者は終業式で名前を呼ばれ、校長先生から合格証書とご褒美のフランス特製ノートを笑顔で受け取りました。次は、3月末のDelf Primへ向けて新たな挑戦が始まります。